日本ではギャンブルが認められていません。 オンラインカジノをプレイすることも違法ではないか、と心配している人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事ではオンラインカジノの違法性についてわかりやすく紹介します。
オンラインカジノはグレーゾーン
結論から言うとオンラインカジノは、 合法でもなく、違法でもないグレーゾーンだとされています。 日本でギャンブルをすることは法律違反となります。しかしオンラインカジノに関しては、運営元が海外であり、海外ではライセンスを取得して合法的に運営されています。
そして、運営元が海外の場合は日本の法律で裁くことができません。日本でオンラインカジノをプレイしたからといって利用者だけを逮捕するのは、矛盾していることになります。 そのためオンラインカジノを利用したからといって、 逮捕に至ることはないのです。
インカジでのプレイは違法
オンラインカジノで逮捕されることはないと解説しましたが、インカジでプレーした場合は例外となります。インカジとはインターネットカフェカジノの略称であり、ここではギャンブラー達が集まります。
インカジでは、オンラインカジノ上だけではなく、その店舗で運営者とプレイヤーの間で金銭のやり取りが発生します。これは常習賭博および賭博場開帳等図利(刑法186条)に反する行為となるため法律違反となり、逮捕につながります。
この場合では、胴元が海外にいるオンラインカジノではなく、インカジという扱いになるので、日本の法律で裁くことが可能となるのです。
そのため、 オンラインカジノをプレイするのは自宅からののみとし、インカジなど公共の場で他のギャンブラーとプレイすることがないようにしましょう。
カジノ法案とオンラインカジノは関係する?
日本では2016年末に、IR(統合型リゾート)整備推進法案、カジノ法案が成立しました。これによりオンラインカジノがグレーゾーンではなく、合法か違法かがはっきりと議論される可能性があります。
日本でカジノが誕生するのであれば、 オンラインカジノの合法と認められる可能性が高いと考えられます。しかしオンラインカジノが合法となれば、 ギャンブル依存症を防ぐために様々な規制が行われる可能性も考えられます。今後どのようにオンラインカジノの位置づけが変更していくか目が離せません。