コラム

  • ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』に見る“契約”の価値観

     秋クールの新作ドラマが出揃ったが、一番の注目作は『逃げるは恥だが役に立つ』(以下『逃げ恥』)だろう。TBS系で夜10時から放送されている契約結婚をモチーフとしたドラマだ。本作には、夫婦を会社に見立てることで、お金が介在する雇用主と従業員の関係と、お金が介在しない男女(あるいは家族)の関係を対比することで、現代を生きる男女にとっての労働や結婚に対する考え方を揺さぶる思考実験的な面白さがある。

    2016年10月25日

    成馬零一

  • SelfieW.Me ……プリクラから進化したマーケティングツールの実例に学ぶ

     地域や業界に関わらず、筆者には「温故知新」はいつの時代もビジネスモデルのブレイクスルーのキーワードになるという信念がある。時代は移ろい、消費の中心となる層も常に様変わりする。技術の進歩と世代の入れ替わりで、需要の形態は異なったとしても、人類の消費行動自体には大きな変化がない。よって過去に流行ったモノやサービスが形を変えて再流行することがビジネスチャンスとなる。

    2016年10月25日

    立入勝義

  • 富裕層インバウンドの法則その1

    富裕層ビジネスは、日本では2000年代前半に話題の言葉でランキング1位となって以来、二極化への企業活動対応という意味からも無視できない言葉になっている。「富裕層インバウンド」という、21世紀の新型キーワードが生まれてくることは時代の必然だったと言えるだろう。

    2016年10月24日

    増渕達也

  • バーチャルリアリティ(VR)ってなんだ?

     「ソニーのプレステVR」「2016年はVR元年」「いま買うべきVR機器は?」「携帯キャリアのVR参入」などなど……。

    2016年9月30日

    沼倉正吾

  • 日本中小企業学会大会と、「地方創生」の課題

    日本中小企業学会の第36回全国大会が開催された。大会では「『地方創生』と中小企業ー地域企業の役割と自治体行政の役割」と題し、まさに日本の経済社会の当面する最大の問題とも言える「地方創生」を正面から掲げるものであった。

    2016年9月27日

    三井逸友

  • お金がなければ、知恵を使え!

    事業を起こすには、どうしてもある程度のお金は必要だ。まして、設備投資をしたり、人を雇ったり、宣伝費をかけたりする事業であれば、やはり最低限の設備資金、運転資金が必要になってくる。起業するにはやはり、いかに資金調達をするかが重要な課題になってくる。

    2016年9月26日

    北岡修一

  • ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』に見る、上司と部下の関係

    今の時代、会社をドラマで描くことはとても難しい。年功序列・終身雇用が当たり前だった昭和の時代と違い、バブル崩壊以降は、正社員と派遣社員、男と女、日本人と外国人といったそれぞれの立場によって就労環境は全く異なるため、会社のイメージもそれぞれバラバラだからだ。

    2016年9月16日

    成馬零一

  • 数字を信じられる社長が、会社を伸ばす!

    税理士を30年以上やってきて、会社を伸ばす社長は「素直」であるという印象を私は持っています。自分の考えに凝り固まらず、社員や他人の意見、アドバイスなどを聞く耳を持っている。ただし、最終的には自分の強い意志や考えで決定をしている・・・、そんな気がします。謙虚ではあるが、非常に頑固である、というような感じです。

    2016年9月7日

    北岡修一

  • 米国でくら寿司が快進撃を続ける理由

    リオ五輪での日本の躍進ぶりはめざましかった。選手団及び委員会の大健闘を讃えたい。長寿・健康、真面目・勤勉、信頼・清潔、ユニークなサブカル、それにスポーツまで加わると日本文化に対するブランドイメージが向上する。自国の文化に対するイメージとプレゼンスの向上はビジネスにも影響を与えないわけがないので朗報である。

    2016年8月31日

    立入勝義

  • 「ものづくり中小企業」の真のつよみ

    ITによる構想とデザイン、制御ーーいわば「無人工場」のような究極の姿に対し、よく持ち出されるのは、「町工場では依然職人芸が生きている」という描写である。職人の長年の経験、勘とコツ、「身体で覚えた」動作や感覚で、複雑精密な形状を作り上げてしまう、「手づくり」のすごさ、そこにこそ中小企業の神髄があるといった言説や描写はしばしば映像メディアの世界などにも登場し、感動を誘う。けれどもそうした描写は半ばミスリーディングであるとも感じる。

    2016年8月25日

    三井逸友

  • 映画『シン・ゴジラ』が描く“組織の美学”

     映画『シン・ゴジラ』の快進撃が続いている。興業収入は8月19日に40億円を突破した。SNSでは議論が盛り上がっており、リピーターも後を絶たない。50億円突破も確実と言われており、今年一番の話題作となりそうだ。

    2016年8月24日

    成馬零一

  • 「まずはこちらから」の精神で

    ビジネス交流会で成果をたくさん上げている人はどんな人か? 実は多くの人に成果を提供している人でもあるのです。ですから、その人の名前や会社名は、提供した側、提供された側でしょっちゅう出てきます。これがいい宣伝効果となって、皆様から仕事の依頼を受ける、製品などを購入してもらえるという好循環になっていくのです

    2016年8月9日

    北岡修一