地域企業を活性化させる「未来の社会課題解決」という新たな視点!

アスタミューゼとSBIネオファイナンシャルサービシーズが地方創生・雇用促進で事業連携

2019年9月11日
アスタミューゼ株式会社と、SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社は、47都道府県ごとの地域企業に対し、各地方銀行と連携し、技術職・研究職といった専門人材の雇用支援を行うことで事業成長を促進し、地域の活性化を図る事業連携についての合同記者発表会を9月5日に行いました。社会課題解決に挑戦する独自の技術や事業をもつ多くの地域企業を見出し、採用を支援することで地方の人材不足に貢献するというのが、今回の大きな意義です。

(左から)SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社 アライアンス推進本部 部長 藤本悟智人氏、同社 アライアンス推進本部 本部長 吉木直道氏、アスタミューゼ株式会社 執行役員 事業推進本部 本部長 嶋崎真太郎氏、同社取締役 白木陽次氏)

 アスタミューゼ株式会社と、SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社は、47都道府県ごとの地域企業に対し、各地方銀行と連携し、技術職・研究職といった専門人材の雇用支援を行うことで事業成長を促進し、地域の活性化を図る事業連携についての合同記者発表会を9月5日に行いました。

 アスタミューゼは、新たな転職サービスとして、従来の給与・勤務地・年齢、経験等の条件による人材マッチングではなく、利用者(人材)の技術やスキル、それにひもづく「社会課題」を軸に転職者と会社をマッチングさせるプラットフォーム「SCOPE(スコープ)」を提供しています。「SCOPE」では、2億件を超えるデータベースを元に定義した「2025年の成長領域176」と「解決すべき社会課題105」で企業のリブランディングを行っています。また、各企業が取り組む事業の魅力や成長性を、データベースを活用し、あらためて引き出し、雇用促進を図る施策を提案しています。

 SBIネオファイナンシャルサービシーズは、SBIグループの全国の地方銀行へのネットワークを活かし、アスタミューゼと連携して専門技術人材をスカウト採用するダイレクトリクルーティングサービス「SCOPE(スコープ)」を地域の企業に利用してもらうよう導きます。
 両社の取組みにより、社会課題解決に挑戦する独自の技術や事業をもつ多くの地域企業を見出し、採用を支援することで地方の人材不足に貢献するというのが、今回の大きな意義です。

 「単に業務提携しましたという話ではなく、地域創生について、ヒトの採用を促進することで活性化させていくという壮大な構想をもって始めたプロジェクトです」

「地方には働きたい会社はないのか? イノベーションは地方から生まれないのか? そんなことはありません。地域が悪いのではありません。未来への発信が足りていないだけなのです」(嶋﨑氏)

 会見ではまず、アスタミューゼ株式会社 執行役員の嶋﨑真太郎氏から今回の事業提携への意気込みが語られました。アスタミューゼの業務領域は多岐にわたりますが、そのベースにあるのは「未来の社会課題解決」。アスタミューゼでは、2億件を超える世界最大のイノベーションキャピタル(イノベーションの源泉となる資産)のデータベースを構築、活用し、未来創造、社会課題解決のための新規事業提案やM&Aのコンサルティング、投資情報の提供、先端企業や技術、専門人材のマッチングを行っています。未来の社会課題解決という視点で地域企業を考えることの重要性を嶋﨑氏は投げかけました。

 「地方には働きたい会社はないのか? イノベーションは地方から生まれないのか? そんなことはありません。地域が悪いのではありません。未来への発信が足りていないだけなのです」

 地方にも数多く未来への挑戦を行なっている企業は存在しています。しかしそんな「課題解決型企業」であることをうまくPRできていないだけだと嶋﨑氏は分析します。そこをアスタミューゼ独自のデータベースを用い、どの成長領域で事業を行っているか、そして、どういう社会課題を解決できるかを明確にし、情報発信を強化することで地域創生の可能性の大きさや挑戦を可視化していくという今回のプロジェクトへの強い意志が感じられます。

「その先にある地方創生に活かせるか? が私たちの大きなミッションのひとつです」(吉木氏)

 一方、SBIネオファイナンシャルサービシーズは、SBIグループ全体で推進する「地方創生」プロジェクトの一環として、今回の業務提携を行いました。SBIネオファイナンシャルサービシーズは地方銀行とアライアンスを組み、ネット金融やデジタルトランスフォーメーションなど、デジタル化にともなうあらゆるソリューションを展開しています。

 「その先にある地方創生に活かせるか? が私たちの大きなミッションのひとつです」とSBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社 アライアンス推進本部 アライアンス推進本部 本部長の吉木直道氏は目標を明確に示しました。

 地方の中小企業にとって、根本的な課題となっているのは「人材確保」であり、そしてそのための企業の魅力発信を同時に行い、採用を促進しようとすることで、解決しようという今回の試み。SBIグループが培ってきた地域金融機関ネットワークとアスタミューゼが提案する新たなマッチングシステムが手を組むことは、何倍もの掛け算の答えを生み出しそうです。2社の事業連携が地域企業にどのような果実をもたらすか? 大きな期待を寄せたいと思います。
(レポーター/HANJO HANJO編集部 加藤陽之)

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執筆者: HANJOHANJO編集部 - HANJOHANJO編集者
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