そのタイトルは「中間管理職劇場 〇〇の女」。ドラマチックな言葉が並び、胸に刺さります。「〇〇」に入るのは登場する20社の業種や業態です。例えば「廃棄ごぼうの女」では、青森県でごぼう茶の製造・販売を行う「株式会社Glowth」で活躍する女性管理職が登場、取り組んでいるコミュニティフェアトレードや地域課題の解決を語ります。そのほかには「運ぶ女」(神奈川県「株式会社大松運輸」)、「ランドリーの女」(茨城県「株式会社ユーゴー」)など、タイトルからも彼女たちがいきいきと働く姿が目に浮かんできます。
「劇場」には、これまでHANJO HANJOが紹介してきた企業も多数登場。東京都・化学工業薬品製造・販売の「株式会社島田商店」、東京都・家賃債務保証事業の「株式会社Casa」、神奈川県・印刷業の「株式会社ガリバー」、東京都・野球用具メーカーの「株式会社ハイゴールド」・・・。取材時の社内の雰囲気の良さはいまでも思い出すことができます。
求人広告「中間管理職劇場 〇〇の女」が生まれた背景には、人手不足や採用難という厳しい環境があります。HANJO HANJOがこれまでに伝えてきたように、特に中堅・中小企業では人材確保は待ったなしです。求人広告「中間管理職劇場 〇〇の女」はまさにその状況への回答と言える取り組みではないでしょうか。
日本の女性管理職の登用は世界的に見ても低く、その伸長が望まれています。グローバルビジネスという点において、ダイバーシティに取り組まない企業はスタートラインにたてないだけでなく、女性の意見を取り入れないと、商品・サービス開発といった具体的な活動においても利益をもたらさないからです。
「女性がいきいきと働く」職場は、当然男性にとっても実力を発揮しやすい職場でもあります。それは最終的に「働く男女が輝く会社」につながります。3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」でした。それから10日後の今日・3月18日に、「中間管理職劇場 〇〇の女」が登場するのは奇遇ながら一連の流れのようにも見えます。次世代の若い人たちにとって「希望」と感じられるに違いない中堅・中小企業の女性中間管理職の活躍。今回の求人広告「中間管理職劇場 〇〇の女」をまずご覧いただき、HANJO HANJO読者の皆様にもぜひこのムーブメントに参加して欲しいと願っています。