遠隔業務をモバイルでスムーズに!/米国では警察も導入!「切れない」VPNソリューション

自社に最適なソリューションを見つけ業務効率化を/Japan IT Week 2018秋

2018年12月6日
モバイル活用が当たり前になった今、モバイルが利用されるシーンは一般ユーザーから専門的業務まで幅広くなっています。今回紹介するのは、遠隔ヘルプやテレワークを助けるリモートアクセスツール、そしてハードな環境でも繋がり続けるモバイルアクセスです。
 国内最大級のIT展示会「Japan IT Week 2018秋」が2018年10月24〜26日の期間、幕張メッセで開催されました。

 「Japan IT Week」は年3回開催される複数の展示会を合同開催するイベントで、今回はAI・業務自動化展など10の展示会が同時開催され、来場者数は3日間で53,212人を記録しました。今回のレポートでは特に『モバイル活用展』の出展ブースから2社をピックアップして紹介します。

安全なリモートアクセスツールが切り開く、働き方改革と業務効率化

同じ画面を共有することが出来る「RemoteCall」。PCはもちろん、スマートフォンやタブレットの画面にも対応

 モバイル活用展の入り口近くに大きなブースを構えていたのはRSUPPORT株式会社。タブレット端末を活用したインタラクティブな同期アプリと通話機能を組み合わせることで、遠隔との業務連携をスムーズに実現するソリューションが展示されていました。

 このところトレンドとなっている、働き方改革のキーワードのひとつ、「テレワーク」。大規模なシステム導入はこのテレワークを快適に実現するリモートソリューションとして、インストール不要、初期費用0円からスタートできる、簡単で高画質なWeb会議ソリューション「RemoteMeeting」や、リモートアクセスツール「RemoteView」を展示していました。自分の居場所にかかわらず、オフィスと自分のデバイスを複数の暗号化通信によって安全につなぐことで、通勤や移動の負担を減らすことができます。また社外管理端末にリモートコントロールを導入することで、現場のモニタリングや保守業務の大幅な負担改善が期待できます。
 また、ヘルプデスク業務の効率化ツール「RemoteCall」は、画面共有のデモなどを見ながら、利用シーンについて相談することができるよう機器が整えられていました。これはサポートが相手側のPCやモバイルでの画面共有を行うことで、リアルタイムで問題を共有、解決に至ることが出来るサポートツールです。担当者によれば「docomo『あんしん遠隔サポート』というサービスには、2012年3月のスタート以来、コールセンターで日々のお客様対応に活用されています。オペレーターがお客様の画面を見ながら操作案内するだけでなく、お客様に代わって操作設定する追加サービスも好評です」とのこと。

 スマートフォンが普及し、もはや“モバイル”端末を活用することはどのようなシーンでも当然のことになってきた現在、ITデバイスに不慣れな方にも複雑なご案内が必要になっていけばいくほど、どの企業にもこのようなサポートツールが必要になってくるのかもしれません。

米国では警察も導入! 通信環境の安定がもらたす快適さ

 プロのモバイルワーカーに最適な、「切れないVPN」モバイルアクセス「Mobility(モビリティ)」を紹介していたのは、ネットモーションソフトウェア。米国ワシントン州シアトルに本社を、世界各国にオフィスを構える企業です。モバイルデバイスを活用する業務が多い事業者に最適な、あらゆる通信環境で安定的なモバイルワークのパフォーマンスを得ることができるようになるVPNソリューションを紹介していました。

「切れないVPN」モバイルアクセス「Mobility(モビリティ)」。あらゆる通信環境で安定的なモバイルワークのパフォーマンスを得ることができるため、米国警察の85%が本ソリューションを採用しているとのこと

 Mobilityは、微弱な通信接続環境下や、ネットワークの切断があっても、自動的に最速で安全な接続にシームレスに切り替えてくれるソフトウェア型のVPNです。このため、ユーザーは接続環境に影響されず、業務アプリで通信の瞬断があったとしても再接続や再ログインの操作に煩わされることがなくなります。

 ブース担当者によれば「日本ではまだ知名度の低いサービスですが、アメリカでは警察や消防などが本ソリューションを導入していて、その安定性にはご好評いただいています」とのこと。通信の遮断による、コミュニケーション阻害からの悪影響や緊急性に、最もシビアな業種が利用しているということで、安心感をもって導入できるのではないでしょうか。
 モバイル活用が当たり前になった今、利用シーンや利用者層は大幅に広がり、事業者ごとの問題も細分化され、より深くなっています。自社に最適なソリューションを見つけ業務効率化を行うことが、働き手だけでなくお客様への満足度にも大きく関わってくるのではないでしょうか。

国内最大級のIT展示会「Japan IT Week 2018秋」。2018年10月24〜26日の期間、幕張メッセで開催された

(レポーター/HANJO HANJO編集部)

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執筆者: HANJOHANJO編集部 - HANJOHANJO編集者
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