21世紀の金融を革新する! 投資型クラウドファンディングが世界を変える【後編】

「インパクト投資」で日本の眠った1800兆円を発展途上国につなぐ/クラウドクレジット

2018年11月22日
世界中を震撼させた2008年のリーマンショックは、お金について私たちに再考を余儀なくさせる世界史的出来事となりました。果たしてお金とは、金融とは何なのか? その問いに対して徹底的に考え抜き、新たな手法で金融に革新を起こそうというベンチャー企業が日本から生まれました。投資型クラウドファンディングのクラウドクレジット株式会社です。後編では代表取締役・杉山智行さんの現在のビジネスに至るストーリーをお送りします。

クラウドクレジット代表取締役の杉山智行さん。会社設立にあたっては「思い描くどころか、起業のノウハウなど何も知らないところから始まりました」。波乱万丈の日々がいまも続いている

経営者ならずとも、日々の生活で頭を悩ませる、あるいは一喜一憂させるのが「お金」です。それは身近なものとして扱われることもあれば、経済活動のなかで「金融」という言葉に置き換わることもあります。2000年代にはテクノロジーの進化が「マネー資本主義」という現象も起こしました。そして世界中を震撼させた2008年のリーマンショックは、お金について私たちに再考を余儀なくさせる世界史的出来事となりました。果たしてお金とは、金融とは何なのか? その問いに対して徹底的に考え抜き、新たな手法で金融に革新を起こそうというベンチャー企業が日本から生まれました。投資型クラウドファンディングのクラウドクレジット株式会社です。金余りの国・日本から資金を必要とする発展途上国へとお金の流れをつくる「インパクト投資」がいま、国内外で大きな注目を集めています。金融の新しい波とは何か? クラウドクレジット代表取締役の杉山智行さんに前後編の2回で話を聞きます。後編では杉山さんの現在のビジネスに至るストーリーをお送りします。

何もないところから始めた会社、ぼこぼこになりながらいままで歩いてきた

ーー創業から5年です。順調ですか?

いま扱い高は140億円超え(2018年10月24日時点)です。5年のあいだで体制を整備しながら、毎年3倍の成長をしています。ユーザー数は3万人(2018年10月15日時点)を超えたところです。

社員数は55人程度になりました。ファンドをつくるメンバー、融資を実行するファンド運用のメンバー、プロモーションのメンバーなど、陣容も固まってきました。

ーー現在の状況は思い描いていた通りですか?

起業家には2種類あると思っています。ひとつは大学生のときから虎視眈々と起業を狙っているパターン。もうひとつは普通に会社勤めをやっていたらすごいものに出会ってしまって「これは自分のキャリアをかけてやるしかないだろう」と起業するパターン。私は後者です。思い描くどころか、起業のノウハウなど何も知らないところから始まりました。

ーーここを乗り越えたからいまがあるという出来事はありますか?

あるともないとも言えません。ここを乗り越えないと次がない、というのはずっとそうでしたから。

ーー苦労を苦労と思わないタイプですか?

不感症になったかもしれませんね(笑)。私が前に書いたブログに「起業は『見えない何かに殴り続け』られはじめてからが勝負の開始」というものがあります。起業を考えてからずっと殴られ続けている。最初はほんとにめちゃくちゃでした。

ーー起業のため準備が足りなかった?

そうです。自分の貯金、500万円で会社を立ち上げました。「海外投資ファンドは税務だけで税理士に300万円取られるのに、なぜ資本金が500万円しかないんだ?」と知り合いに忠告されたんです。それはやばいということで、近しくなった税理士さんに「お金がないので100万円でやってください」と頼みこんだことがありましたが、実際に進めてみるとそこは当社の場合はあまり費用がかかるところではなく、「あ、かけるところ以外のところですでに資本金の5分の1が消えた」と。

また行政書士の方ともこんなことがありました。私たちの仕事は金融商品取引業登録をしないと販売することができません。それをある行政書士事務所に頼んだのですが、ネット検索で上位の方にお願いしたら、ほぼ詐欺みたいな感じで・・・。大げんかになって前払い金100万円中75万円は返してもらったのですが、そういう風にやることなすことダメダメでした。失敗からひとつひとつ学んでいきました。

普通ならそういうミスのどれかが致命傷となって会社が倒産するところなのですが、私の場合、ベンチャー経営を経験してこられた先輩から色々と教えていただけたことが現在につながったと思っています。

日本はシリコンバレーから遅れているといわれていますが、1998年のIT革命からすでに20年間、ベンチャーが歴史を刻んできました。初期のマネックス証券さんや楽天さんからはじまってグリーさんやミクシーさん、ディー・エヌ・エーさん・・・すでに何回転かしています。

東京でもベンチャー経営経験者が数多くいらっしゃいます。彼らが投資だけでなく、メンターとして若い起業家に「ここを踏むと地雷が爆発する」など様々なことを教えてくれました。

私もネット証券のの起案者であり、日系の大手SNS企業の初期のファイナンスをサポートしていた方に、「事業と組織の両輪を成長させるループをつくるにはこういう要素が必要だ」など様々なアドバイスを頂きました。「プロダクトやサービスがあって、社会にいいインパクトがあって、お客様にニーズがあると、今度は組織がどんどん成長していかないと、より多くの方にベネフィットを提供できない」という組織論を教えていただきました。本当にお世話になりました。

ーー自分の足で立つようになった自覚はいつ頃、生まれましたか?

2年目までは様々な点でメンターの方に頼ってしまっているという感覚があり、もっと場数を踏んでいる起業家の方よりも自分の戦闘力が低いことに劣等感も持っていました。3年目からは自分で致命的なミスを避けられることが増えたように思います。その後は場数を踏むことで進んでいます。

「起業は『見えない何かに殴り続け』られはじめてからが勝負の開始」という杉山さん。「起業を考えてからずっと殴られ続けている。最初はほんとにめちゃくちゃでした」

ーー経営にとって経験は大切ですか?

経験があるとないとでは、インシデント対応など、対応をひとつ間違えれば大惨事になる状況での意思決定にかなり差がでると思います。たとえば、人は極限状況に陥ると個性がなくなり、言動がパターン化する傾向があります。会社の経営でも経験を重ねると、シチュエーションごとにああなればこうなる、のように様々な人の組み合わせから起きうる事象のパターンがわかる引き出しが増えるようになります。その引き出しが多いほど、プレッシャーが高い場面での意思決定は精度が高くなると思っています。

金融工学の道から現場重視への方向転換

ーー大学を出た時に金融を志望したのはなぜですか?

東京大学2年の19歳の時に『天才たちの誤算』という本を読んだんです。ノーベル経済学者も参画するスーパートレーダーが設立したヘッジファンドについての物語です。そのファンドは結局倒産してしまうのですが、マーケットという怪物に金融工学という理論で立ち向かっていく姿に、これが自分のやりたいことだと感じ、金融工学の勉強を始めました。

私は法学部だったのですが、金融工学の勉強に没頭しました。たまたまロングタームキャピタルマネージメントで勤務されていた方が通っていた大学に教授としていらっしゃり、彼のもとで勉強することができました。4年生の時は勉強はほぼ金融工学だけに専念しました。

就職では大手の証券会社に入りました。3年目に社内ヘッジファンドで勤務できることになったのですが、当時の自分の知識、ノウハウでは“パチンコ”をしているだけになってしまいました。

――パチンコ?

相場が上がったり下がったりしている中でそれを売ったり買ったりするだけで、自分が勉強してきた金融工学はポジションの管理には役立ちましたが、稼ぐためにはもっと別のことも知っていかなければならないと感じました。当時はサブプライム危機なども起こっている頃でしたが、その中でも利益をあげるトレーダーは何が普通の人と違うのか? 彼らはリアルマネー=実需のお金の流れを理解して投資家属性ごとに分析できる能力がある。「こういう状況ではこういう行動をとる」ということをいち早く察知するのです。その実際を見てみたいという思いから、転職してイギリスのリテールバンクに入りました。そこで感じたのは、ヘッジファンドっぽいことよりも実際にお客さんにサービスを提供できる金融業の方が、自分にとってやりがいがあるのではということでした。

ロイズ銀行で勤務する中で、だんだん自分のキャリアプランもリテール金融の方にチューニングされていきました。イギリスと日本のお金を巡る状況は真逆であることにも気づかされました。その結果得た着眼点が「金余りの国と金のない国をくっつけると面白いことになる」でした。そして金融サービスを世の中に提供する会社をつくる決断をしたのです。

学生時代は金融工学の勉強に集中したが、就職して現実の市場の世界を目の当たりにして方向転換。「金余りの国と金のない国をくっつけると面白いことになる」という意識が芽生えた。そして金融サービスを世の中に提供する会社をつくる決断をすることに(写真は杉山さんの海外でのミーティング風景)

ーー金融工学から現場重視への意識変化ですね。

かなり頑張って勉強したものの現場では別のノウハウも必要になる。20代後半で得た経験で考え方が変わりました。目の前で起こっている事を直視して、「こうなんだな」と腹落ちさせることの方が、私の流派だと課題解決力が高いと感じています。

クラウドクレジットはお客様のお金を預かって運用しているので、リスクマネジメントの点では、金融工学を勉強したことは回り回って役に立っているのですけどね(笑)。

金融工学もある意味テクノロジーですが、テクノロジーありきでは通用しなかった24、25歳の時の苦い経験は強烈なインパクトがありました。いま、フィンテックやAI、ロボアドバイザーなどについて関心が集まっていますが、かつての苦い経験があるので、テクノロジーありきでなにかをやるつもりはありません。テクノロジーは必要な時に必要なことに使うことにしています。

ーーベンチャー企業の多くは「ミッション、ビジョン、バリュー」を策定しますが、クラウドクレジットではそれらはどういう内容ですか?

まずミッションは「狭義の資本市場、銀行融資に次ぐ金融の第三の柱を打ち立てる」。ビジョンは「資金余剰の国と資金不足の国を繋ぐ金融で、経済的リターンと社会的リターンを両立させる」です。バリューはいくつかありますが、ひとつは「Not go bold」=「大胆に行かない」です。ネット・ベンチャーだと「Go bold」(大胆に行こう)や「誰よりも速く」を掲げる会社が多いのですが、金融ベンチャーはお客様のお金を預かって運用するので慎重さが必要です。私はよく原子力潜水艦に例えます。スマートに運行しているように見える原潜も、原子炉が爆発すると艦内の乗組員だけでなく外部環境もひっくるめて大惨事に至ります。ねじ一本緩んでも大変な事態をもたらすのです。私たち金融業も同じです。丁寧な職人が各所にいて成立する業種だと思っています。なので「職人をリスペクトするカルチャー」というバリューを持ち続けていきたいと考えています。

ーー金融業において「職人」とはどんな人を指すのですか?

日々のオペーレーションを行う方、経理をまわしている方、お客様対応を行う方、バックエンドでシステムインフラの仕組みをつくる方・・・。どのファンクションも、どのセクションも、それがなくなると他の人がいくら優秀でも全体は動かなくなります。そこは全員野球であたっていかなければならない。個人プレーではなくサポートしあうことで勝利を目指しています。

私たちはベンチャー企業ですが、これから人事考課体系も充実させています。そこでは個人の成績だけではなく、チームとしてアウトプットを最大化するために何をしたのかについての項目も充実させていきます。部署間の壁を超えて広く情報共有したかどうか、プロダクトマネジメントのなかで会社全体のアウトプットを広げるために何をしたのかなどを評価の中にいれていきます。

クラウドクレジットのバリューのひとつは「Not go bold」=「大胆に行かない」だ。金融は丁寧な職人が各所にいて成立する業種だと杉山さんは考えている。「『職人をリスペクトするカルチャー』というバリューを持ち続けていきたい」(杉山さん)

すごい奴らを集められるのが、優れた将である

ーー杉山さん自身はどんなプレイヤーを目指していますか?

好きな漫画に『キングダム』があります。中国の春秋戦国時代を舞台にした戦争の物語です。作品中、気になる登場人物がふたりいます。ひとりは蒙驁(もうごう)という秦国の将軍です。彼自身がそうありたいわけではないとは思うのですが、周りからは将軍としては凡人とみなされています。しかし彼の右腕と左腕は天才で、それによって彼の軍は非常に強いというものです。

蒙驁のあり方から思うのは、組織において、将がどうこうというより凄い奴の集まりをつくれればいいという流派もあるのではないか、ということです。蒙驁のような将軍ーー会社ならばそれが良いCEOではないかと思うのです。

もうひとりは、「そうなりたい」というよりは「ああ、わかる~」という架空のキャラクター、河了貂(かりょうてん)という軍師です。彼女はチェスのような盤上でコマを動かしパターンを組むことで、確率論的に戦場を仮想します。

盤上ではコマが倒れればそれで済みますが、実際の戦地ではこちらで3百人死んであちらで2百人死んだというリアルな情景となります。彼女は学校では成績優秀だったのですが、軍師としての能力は現実に目の前で死んでいく兵士の姿に耐えられるかどうかにかかっています。

ベンチャー運営でも、自分が打つ手によって、自分の決定によって、現実にはみんながハッピーになるわけではない場合もあります。教科書的な例で説明すると、例えばふたりの優秀な社員がいたとして、組織としてはひとりしか部長にできないということもあるでしょう。そこはたんたんと、どちらの選択肢がお客様により多くの便益を提供でき企業価値を高められるか、という観点からドライに判断するしかありません。

私自身が銀行の参謀あがりということもあるのでしょうか、私は河了貂という軍師に共感を覚えるのです。

ーー座右の銘を教えてください。

「智行」です。私の名前そのものを最近、座右の銘にしました(笑)。父が言うには私の名の由来は「智謀と実行」だということです。つまり、きちんと考える、そして実行あるのみです。

ーー杉山さんは世界の未来をどんな風に想像しますか?

実は私はもうちょっと後の時代に生まれたかった。今の仕事でペルーやメキシコ、エストニアやナイジェリアにも行きました。そこで感じたのは、50年後100年後の世界の人々は、現在の日本の異なる都道府県の人が交流するような関係にあるだろうということです。明治維新前夜、薩摩と長州の人々は戦のなかで殺しあい憎しみ合っていました。でもそれから150年たち、鹿児島県と山口県はそんな関係にはもちろんありません。今から100年もすれば、民間レベルではナイジェリア人とペルー人と日本人とがひとつの場所にいるのが当たり前になっていくと思っています。

現在は、まだ海外の国々との交流にはもちろん時間がかかります。しかし金融や資産運用の場では、先んじて国家間の交流が実現できます。その瞬間を味わえる場をつくれるのが、私たちの仕事の醍醐味だと感じています。

杉山さんの座右の銘は自分の名前=「智行」だ。名の由来は「智謀と実行」。「きちんと考える、そして実行あるのみ」(杉山さん)

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執筆者: 加藤陽之 - HANJO HANJO 編集長
コンピュータ関連の出版社からキャリアを始め、カルチャー雑誌などの編集長を歴任。これまで数多くの著名人をインタビューしてきた経験を活かし、HANJO HANJOでは中小企業経営者の深く掘り下げた話を引き出し続ける取材の日々。

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