明確なビジョンや戦略に基づき、着々と結果を出す地域ではすでに民間企業レベルの意識とスピード感を持ち、切れ目なき仕掛けと効果的プロモーションを行い、地域にヒト・モノ・カネ、情報やチャンスを呼び込む一方、自分たちがどこに向かうべきか、何をすべきかが見えていない地域では未だ、戦略なき20世紀型モデルから抜けきらないでいます。その言い訳は大抵「資源がない」「人がいない」「金がない」ですが、そのセリフは今できること、やるべきことを全てやり尽くしたものだけが言えるエクスキューズです。
今回はこの地域観光行政の格差について考えます。