[PR]「おもてなし規格認証」で会社が変わる!地域が変わる!/静岡編4~浮月楼~

2018年3月17日
シリーズ「『おもてなし規格認証』で会社が変わる!地域が変わる!」では、おもてなし規格認証で「変わる」地域と会社(事業所)をピックアップ。その「変わる」現場を、リポートします。
 全国各地で、「おもてなし規格認証」のムーブメントが始まっています。これまでなかなか評価しづらかった「サービスの品質」を「見える化」することで、サービスにかかわる企業(事業所)の方々のやる気や活力につながっているのがその理由です。「おもてなし規格認証に取り組み、お店をよくして商売繁盛につなげたい」「おもてなし規格認証をうまく使って、地方創生の起爆剤としたい」。そう語る地域のサービス事業者たちが日ごとに増えています。
 シリーズ「『おもてなし規格認証』で会社が変わる!地域が変わる!」では、おもてなし規格認証で「変わる」地域と会社(事業所)をピックアップ。その「変わる」現場を、リポートします。

★シリーズ2:静岡編 4~浮月楼~

ビジネスの中心地・静岡市を抱える静岡県中部エリア。しかし観光という点にかぎっては、"通過してしまう街"=認知の低さが、ホテル・旅館業や飲食業などサービス業にとって課題のひとつだった。しかしここ数年の間で三保の松原や久能山東照宮が世界文化遺産や国宝に認定されるなど、観光地としてのポテンシャルが浮上したことで、これまでのイメージが払拭されようとしている。そしてこのチャンスを利用して"観光力"を高めようという機運がサービス業界におこりつつある。「静岡の迎賓館」と称される料亭/結婚式場「浮月楼」はその代表ともいえる存在だ。

浮月楼は十五代将軍徳川慶喜の旧居をそのままに、120年もの間、日本の歴史や美をサービスという業態を通じて伝えてきた名門施設だ。創業から8代目にあたる久保田耕平さんが主導して、昨年、「おもてなし規格認証 金認証」を取得。いちはやく取り入れたITや業務の標準化などで生産性向上に取り組み、インバウンドをはじめとする時代の流れに対応してきた。20代に海外での生活も体験し、様々な視点からサービス業の改革に取り組む、浮月楼 取締役の久保田耕平さんに話を聞く。

静岡県中部エリアで今、“観光力“を高めようという機運がサービス業界におこりつつある。「静岡の迎賓館」と称される「浮月楼」はその代表的存在だ。創業から8代目にあたる久保田耕平さんが主導して、昨年、「おもてなし規格認証 金認証」を取得。生産性向上に取り組み、インバウンドをはじめとする時代の流れに対応している

■「おもてなし規格認証」で「伝統と革新」を具現化する

――お客様をお迎えする玄関扉や受付におもてなし規格認証の金認証のシールや認定書を掲示されています。

認証機関である静岡商工会議所さんからお声がけいただき、おもてなし規格認証を取得しました。最初は紅認証だけでいいと思っていましたが、「サービス業をなりわいとしているのだから」と考え、金認証にトライしました。

――静岡県のおもてなし規格認証は、静岡商工会議所が旗振り役になり金融機関などが連携する「オール静岡」でバックアップする体制です。

静岡商工会議所さんは、地元企業のためにいつも頑張ってくれています。すでに気心が知れている間柄ですし、何かあったらすぐに話をもってきていただける、そういう関係性がすごくありがたいです。

ーー浮月楼の次期後継者として、おもてなしについて意識していることはありますか。

浮月楼は創業126年の歴史がある会社です。かつては料亭旅館だったのですが、時代の変化とともに業態を変えていきました。私の父が社長だったときに料亭や宴会場のほかに総合結婚式場という業態を加えました。今では結婚式場の売上げが過半を超え「結婚式場としての浮月楼」がメインになっています。しかしこの業態も時代の流れに応じて変容するものだと思っています。

浮月楼の出発点は料亭です。その意味では料亭としてのおもてなしや接遇を維持し、「日本文化の発信基地」だと自覚することが大切です。おもてなしの精神や企業理念をもち、しっかりと地盤固めをしないと、これから先の経営は厳しくなるだろうとも感じています。

――100有余年の歴史をもちながら時代に対応していく。「伝統と革新」ですね。

「変えなければいけないこと」と「変えてはいけないこと」があります。おもてなし規格認証というきっかけを得て考えたのは、「サービスの内容を変えなければ」ということです。もっとブラッシュアップして時代に合うものにしていきたい。

浮月楼は十五代将軍徳川慶喜の旧居をそのままに、120年もの間、日本の歴史や美をサービスという業態を通じて伝えてきた名門施設。昨年4月には、ご昼餐会場として天皇、皇后両陛下も来館された。そういった機会も得て「おもてなしとは?を常に念頭に置くようになりました」(久保田さん)

――おもてなし規格認証取得後の社内外での反応を教えてください。

宣伝広告やPRの点では、結婚情報誌に「おもてなし規格認証を取得しました」という掲示ができるようになったことで、「浮月楼はしっかりした結婚式場だ」という印象を読者にもっていただけたと思います。

従業員の意識も変化してきています。昨年4月、天皇、皇后両陛下がスペインの国王夫妻を静岡市内に案内されたとき、ご昼餐会場として当方に来館いただきました。そういった機会もあり「おもてなしとは?」を常に念頭に置くようになったと思います。

――一方で、おもてなし規格認証のセルフチェックシートは経営者にとってはどんな効果がありますか。

人材教育・育成や職場環境改善の項目では、経営者として特に反省すべき点が見つかります。もっと良くしないと、ということを感じさせてくれます。経営者意識を高めてくれるいいキッカケになりました。
執筆者: HANJOHANJO編集部 - HANJOHANJO編集者
日本の中小企業の皆さんにとってビジネスのヒントになる「ヒトモノコトカネ」を探し出し、日々オリジナルな視点で記事を取材、編集してお届けします。中小企業の魅力をあますところなく伝えます。

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