[PR]「おもてなし規格認証」で会社が変わる!地域が変わる!/静岡編3~ホテルニューアカオ~

2018年3月13日
シリーズ「『おもてなし規格認証』で会社が変わる!地域が変わる!」では、おもてなし規格認証で「変わる」地域と会社(事業所)をピックアップ。その「変わる」現場を、リポートします。

■おもてなし規格認証を「観光まちづくり」に活かす

――おもてなし規格認証では社員の教育・育成についての項目もあります。人材についての工夫や施策を教えていただけますか。

新卒の採用では、会社の経営理念やビジョンを学生さんにはっきり伝えるようにしています。それだけではなく、例えば会社説明会ではホテル内の施設をご案内しながら、会社全体を理解いただくような取り組みをしています。新卒の採用は年々大変になってきていますが、毎年10人から20人程採用できています。

今年4月にオープンする新大浴場棟「スパリウムニシキ」をはじめ、ホテルニューアカオでは様々なリノベーションを行っている。おもてなし規格認証についても「金認証」から一段階上の「紺認証」取得を目指している。「もう一度原点に立ち返って魅力を広めたい」(赤尾さん)

――勤務時間の調整などで生産性向上へ向けた取り組みを行なっていますね。

サービス業は他の業界と比べると社員の休みの数が少ないといわれていますが、私どもは今年に年間3日、ホテルをクローズして全スタッフの休みとしています。閑散期には思い切ってクローズして休日を取らせるとか、そんな方法があってもいいかなと思っております。

閑散日にはお客様よりスタッフの数が多い日もありますが、クローズしてしまえば水道光熱費はかかりません。

――熱海へのインバウンドのお客様も増えています。おもてなし規格認証でもインバウンド対応は重要ポイントです。

世の中の変化に合わせて私どもも対応力を上げていかないといけないと思っております。現状では団体ツアーが多いため、添乗員さんがいらっしゃるとだいたい何とかなっているのですが、これから個人のお客様が来られたときに、語学力などをスタッフも身につけていかなければなりません。

――熱海のリーダー企業として地域全体をどう盛り上げていきたいとお考えですか。

観光という点では複合的な魅力がたくさんあることが重要だと思います。熱海の駅前には最近若者が移住してきて、商店街が有名になってきました。街中は昭和の温泉街の懐かしい雰囲気がありますし、私たちの場合は海や山の自然環境の魅力があります。その二つが組み合わさって、熱海の魅力をさらに広げられればと思っております。

2年後の2020年には東京オリンピックです。5年後の2022年頃には新しいホテルさんが三つ四つほど増えるみたいです。その頃にはニューアカオの魅力の一つであるガーデンビーチなどリノベーションなどが全部できていて、私どももさらに魅力的になっている予定です。

これまでもガーデンビーチでは、地域の方にちょっとしたイベントをやっていただいたりしていたのですが、将来的に地域プロジェクトをより活性化させていきたいと思っております。

ホテルニューアカオ は「ホスピタリティ」という言葉を大事にしている。ホスピタリティには、お客様を温かくお迎えしてそこでいろいろな楽しみ方を提案するという意味があるという。「自然に関する知識を増やしてお客様に提供できるようにしたい」と語る赤尾さん。写真は自然の地形を活かしたバラの庭「アカオハーブ&ローズガーデン」

■ホスピタリティと独自の企画力で道を進む

――おもてなしという言葉は社内ではどう位置付けられていますか。

私どもは「ホスピタリティ」という言葉を大事にしています。サービスは語源をたどるとサーヴァント、お客様の下に仕えるような感じなのですが、ホスピタリティの方は、お客様を温かくお迎えしてそこでいろいろな楽しみ方を提案するという意味があります。ホスピタリティは「ホスペス」という言葉から派生していて、それは中世の修道院を指すようです。疲れた旅人を修道院の修道女が迎えてもてなしていたことが語源と聞いております。

例えば自然に関する知識を増やしてお客様に提供できるようにしたり、聞かれたことに応えるのではなくて、こちらから進んで対応できるようにしたいと考えております。

――現在は「金認証」ですが、一段階上の「紺認証」取得を目指されています。どんなステップアップを考えられていますか。

人材開発をさらにどういうふうに展開していくかですね。観光産業が活性化していく中で、私たちのスタッフがポテンシャルを高くもって活躍できる状況にするにはどうすればうまくいくかを目標としています。

――赤尾さんは三代目社長です。三代目というのは企業成長の分岐点になるとよくいわれます。

もう一度原点に立ち返って魅力を広めたいという意味では、老舗企業ではありますが、ベンチャー企業と同じ気持ちをもってやっていきたいと思っています。私どもの経営理念は「人の通りにくい道を進む」です。もともと私たちは熱海の街中で旅館とホテルを運営していました。しかし団体旅行が全盛になるにしたがって、差別化をしていく必要があるという結論に至り、当時は辺鄙な場所であった海側の「錦ヶ浦」に進出し事業を展開することにしました。

熱海の旅館・ホテルは15年くらい前にかなり厳しい時期があったのですが、私たちは別の道を選んだおかげで、バブル後の過渡期(?)もなんとか切り抜けることができました。そういった意味でオリジナリティや独自性がすごく大事だと思っております。
●問い合わせ先

★おもてなし規格認証2018
https://www.service-design.jp

★静岡商工会議所(経済産業省 おもてなし規格認証 認証機関)
http://www.shizuoka-cci.or.jp/omotenashi/

★静岡銀行(経済産業省 おもてなし規格認証 支援事業者)
http://www.shizuokabank.co.jp

★ホテルニューアカオ
http://www.i-akao.com/newakao/

●ホテルニューアカオ 最新情報

2018年4月に新大浴場棟「スパリウムニシキ」がオープン! 錦ケ浦の断崖に立地し、海に浴槽の温泉がすべり落ちていくような感覚が楽しめます。名称のスパリウムは、温泉を表す「スパ」と、場所や空間を意味する「アリウム」を組み合わせたもの。「自然と一体化しリフレッシュできる海の温泉」をコンセプトに、内湯と露店風呂、ドライサウナを二つずつ備えます。
《HANJO HANJO編集部》

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執筆者: HANJOHANJO編集部 - HANJOHANJO編集者
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