[PR]「おもてなし規格認証」で会社が変わる!地域が変わる!/城崎編2~豊岡市役所~

2018年3月21日
シリーズ「『おもてなし規格認証』で会社が変わる!地域が変わる!」では、おもてなし規格認証で「変わる」地域と会社(事業所)をピックアップ。その「変わる」現場を、リポートします。

■おもてなし規格認証を利用して、豊岡市ならではの「観光まちづくり」を

豊岡市の象徴であるコウノトリ。おもてなし規格認証を活用しての「観光まちづくり」でも重要な存在だ。城崎温泉からコウノトリの郷公園へは、穏やかに流れる円山川沿いのアップダウンがほとんどないコースで、サイクリングにぴったり。コウノトリの郷公園での学びを含め、エコツーリズムに最適だ

――おもてなし規格認証を活用しての「観光まちづくり」ですが、豊岡市はどんなプランが考えられるでしょうか。

コウノトリの野生復帰は、一度は自然界から姿を消した生きものを再び人里で生息させるという、世界でも類を見ない取り組みです。佐渡におけるトキの野生復帰は、コウノトリ育む農法によるお米づくりを含め、コウノトリの取組みを参考にされました。

城崎温泉から兵庫県立コウノトリの郷公園までは、13キロほど。穏やかに流れる円山川沿いを進み、アップダウンがほとんどないコースです。コウノトリを見かけることも度々あります。コウノトリの野生復帰を支える自然と農業などの人の営みを感じながらのサイクリングにぴったり。コウノトリの郷公園での学びを含め、エコツーリズムの適地だと思います。

また、日本を代表する劇作家である平田オリザさんが、ご自身とご自身が主宰する劇団「青年団」の豊岡市の江原駅周辺への移転を表明されました。城崎温泉から江原駅までは電車で30分。2時間くらいお芝居を観て、食事をして、城崎温泉に帰ってくる。車窓から見る円山川の穏やか流れ、田園風景を含め、ゆったりとした時間を過ごすにはもってこいだと思います。 

――城崎温泉はトリップアドバイザーでは日本第1位の温泉地であり、各種旅行サイトでも常に上位を占めるなど、日本の代表的観光地です。おもてなし規格認証の普及が進めば全国への波及効果も大きいと思います。

城崎温泉の旅館は、とても手厚いおもてなしをしています。しかし、有名な一部の旅館を除き、手厚いおもてなしに見合った価格設定が出来ていないと認識しています。おもてなし規格認証が普及し、利用者側にも理解されれば、有名でない旅館でも、サービスの品質にあった適正な価格設定ができるようになり、従業員満足度の向上を含め、経営の持続可能性や後継者確保の可能性が高まると期待しています。

――人材確保という点で、UIターンも重要なポイントです。豊岡市は移住ポータルサイト「飛んでるローカル豊岡」などUIターンにおける活動も力を入れています。

「飛んでるローカル豊岡」は、28年度からスタートしました。非常に好評で、Iターンが着実に増えています。一方で、Uターン、特に若い女性のUターンが非常に厳しい状態です。豊岡市は、10代の大学進学等による社会減を20代のUターン就職などの社会増でどれだけ取り戻したのかを表す率を「若者回復率」と呼んでいます。国勢調査の結果を見ると、2015年の若者回復率は、39.5%と2010年に比べ5.3ポイント上昇しました。しかし、女性に限ってみると、33.4%から26.7%に減少し、男性52.2%の半分近く、危機的状況になっています。

私たちは、この原因として、若者が「地方は貧しくてつまらない」というイメージに支配されていること、そして「女性たちにまちが大きな期待をしてこなかったこと」を考えています。前者については、文化芸術の力により、そのイメージを変えたいと思っています。後者については、職場、家庭、地域など幅広い分野で取り組みが進められることが必要であり、どのような切り口から入るのか自体をしっかりと見定める必要があります。例えば、城崎温泉の旅館やカバン業界で見られる「女性が期待され、役割を果たし、いきいきと働いている」姿は、取り組みの参考になると考えています。

若い世代にも人気の城崎温泉だが、旅館の人材確保という点ではUIターンが重要なポイント。豊岡市へのIターンは着実に増えているが、若い女性のUターンが非常に厳しい状態だという。アートセンターの設立など文化芸術の力により「地方は貧しくてつまらない」というイメージを変える取り組みを続けている

――おもてなしという観点から城崎をこんな地域にしたいという思いをお聞かせください。

城崎温泉は、「ゆかたと下駄でそぞろ歩きをして、昔ながらの日本の温泉街を楽しめる」という強みを持ち、外国人を含め、多くのお客様に評価されています。これに加え、外国人を含めたお客様に、まちの雰囲気、旅館のしつらえをなど含む五感のすべてにおいて過不足ないコミュニケーションをとり、「日本らしいおもてなしも楽しめる」地域にしたいと思っています。
●関連リンク

★おもてなし規格認証2018
https://www.service-design.jp

★豊岡市役所
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

★飛んでるローカル豊岡
https://tonderu-local.com

★城崎温泉旅館協同組合公式サイト
http://www.kinosaki-web.com
《HANJO HANJO編集部》

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執筆者: HANJOHANJO編集部 - HANJOHANJO編集者
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