若い女性層を狙った花店が続々/価格抑えめ、ギフト向けより「自宅で気軽に」 画像 若い女性層を狙った花店が続々/価格抑えめ、ギフト向けより「自宅で気軽に」

制度・ビジネスチャンス

 大手生花チェーンが、若い女性層を意識した新ブランドによる新店舗を相次いで出店している。ギフト販売を主力とした従来の生花店に比べ、扱う商品の価格を低めに設定。旬の花に加えハーブや枝物類を多くそろえるなど、自宅で気軽に花を楽しむ需要の広がりに対応した動きだ。(三宅映未)

 3月末に開業した商業施設「東京ミッドタウン日比谷」(東京都千代田区)に出店したのは、第一園芸の新ブランド「ビアンカ バーネット」だ。季節の花や実物、ハーブ類が並ぶ。

 従来の店舗では花束やコチョウラン鉢など高級ギフトを中心に展開していたが、新店舗では20、30代の女性に照準を合わせた。客単価は2000~3000円と従来の約半分に抑える。花瓶とセットのブーケ(Sサイズ1296円から)を店先に並べるなど、「仕事帰りに気軽に来店できるよう工夫している」(同社)。近隣の職場で働く女性も「手頃で買いやすい」と興味を示していた。

 先行して新ブランドをつくったのは日比谷花壇。2017年3月に「ワンダーフラワー」をアトレ目黒(品川区)に開業し、1年間で関東に4店舗まで拡大した。「ギフト需要の印象がある自社名は、あえて使っていない」(同社)と言う。

 品種ごとに1束399円で販売し、3束購入すると1000円に割引するなど、お得感を演出。花瓶に入れた時の見栄えを確認できる“試着”エリアも設けた。「自宅に花を飾る需要を伸ばしていきたい」と商機を探る。

 小田急ランドフローラは、新ブランドの「ルコネル」を昨年10月に開業した。枝物類を多く使い、観葉植物やハーバリウム(植物標本)など、多彩な商品展開で若い層の取り込みを狙う。

女性を意識花店続々 価格抑えめ ハーブや枝物品ぞろえ ギフト向けより「自宅で気軽に」 大手生花チェーン

《日本農業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

制度・ビジネスチャンス アクセスランキング

  1. 築地市場跡地再開発/街づくりの視点骨子案、民間のアイデアも参考に

    築地市場跡地再開発/街づくりの視点骨子案、民間のアイデアも参考に

  2. 新大阪駅地下に山陽、九州新幹線ホーム新設検討/容量不足に備える

    新大阪駅地下に山陽、九州新幹線ホーム新設検討/容量不足に備える

  3. 東急電鉄が3カ年経営計画/総額5200億円投資、次の100年に向け大型開発推進

    東急電鉄が3カ年経営計画/総額5200億円投資、次の100年に向け大型開発推進

  4. 主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む

  5. 四国横断道吉野川大橋、延長1696.5メートル

  6. ゼネコン大手26社/17年4~12月期決算/民需足場に14社が受注増

  7. 環境省、18年の熱中症対策を本格始動/明日(4月20日)から暑さ指数情報提供

  8. 国交省/技術検定受験要件、職業訓練を実務経験に認定/2年で短大卒扱い

  9. ナショナルトレセン拡充棟建設へ、東京五輪を目指すトップ選手の強化拠点に

  10. 東京23区内の大規模建築計画、過去5年で最低水準/五輪前の着工ラッシュが終了

アクセスランキングをもっと見る

page top