新大阪駅地下に山陽、九州新幹線ホーム新設検討/容量不足に備える
制度・ビジネスチャンス
山陽・九州新幹線の新ホームの検討ではコストの軽減と工期の短縮、乗客の利便性向上を狙う。リニア中央新幹線や高速道路の整備で実績がある財政融資の活用も視野に入れつつ、建設費を従来よりできるだけ多く鉄道事業者に負担してもらう事業スキームを検討する。
今回の検討は、18年度予算に計上した北陸新幹線敦賀~新大阪間のルート選定などに関する詳細調査費を活用して進める。検討結果をまとめる時期は未定。
新大阪駅は東海道新幹線と山陽・九州新幹線の中間駅に当たる。国交省によると、地上にある新幹線ホームの容量は逼迫(ひっぱく)状況にある。営業中の九州新幹線鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)と同様に長崎ルートも新大阪駅に乗り入れた場合、既存のホーム容量では円滑な発着と運行に支障を来すと分析する。
国交省/新大阪駅地下に山陽・九州新幹線ホーム新設検討/財政融資活用も視野
《日刊建設工業新聞》編集部おすすめの記事
特集
制度・ビジネスチャンス アクセスランキング
-
築地市場跡地再開発/街づくりの視点骨子案、民間のアイデアも参考に
-
新大阪駅地下に山陽、九州新幹線ホーム新設検討/容量不足に備える
-
東急電鉄が3カ年経営計画/総額5200億円投資、次の100年に向け大型開発推進
-
主要ゼネコン26社/17年3月期決算/最高益更新相次ぐ、全社が増収見込む
-
四国横断道吉野川大橋、延長1696.5メートル
-
ゼネコン大手26社/17年4~12月期決算/民需足場に14社が受注増
-
環境省、18年の熱中症対策を本格始動/明日(4月20日)から暑さ指数情報提供
-
「おもてなし規格認証」取得は2020年への第一歩/インバウンド・ジャパン
-
設備工事上場大手10社の16年4~6月期決算、受注高が増加傾向
-
工事現場のワーキングシューズが現場の若者に人気、デザインと機能性