赤大豆「九州171号」、色を生かした加工品開発に期待 画像 赤大豆「九州171号」、色を生かした加工品開発に期待

インバウンド・地域活性

 農研機構・九州沖縄農業研究センターは、暖地での栽培に向き、種皮が赤褐色の大豆「九州171号」を育成した。これまで国内の赤大豆は在来種だけで、品種として育成したのは国内初。桜の花色のような淡いピンクの豆腐が作れる他、甘納豆やいり豆なども色で付加価値を高められる。今年、熊本県で栽培が始まる計画だ。

 同センターによると、赤大豆の在来種は生育や品質がばらつきやすく、普通大豆や黒大豆に比べて流通は少ない。「九州171号」は改良し、生産が安定した。

 育成地の同県では、7月上・中旬播種(はしゅ)で成熟期は11月上旬と、「フクユタカ」より約1週間遅い。10アール収量は247キロと、普通大豆や黒大豆よりやや少ない。タンパク質含量は44・4%と高く、豆腐加工に適する。豆腐にすると淡い赤色に色づく。いり豆、豆餅、煮豆などでも赤い皮の色が生かせる。同県で4ヘクタールで栽培される見込みで、加工品を道の駅などで販売するという。

 色を生かした加工品開発が期待される。

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赤大豆を育成 加工品に期待 農研機構

《日本農業新聞》

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