道路舗装大手、19年春の新卒採用数増加/インターンシップ拡充へ 画像 道路舗装大手、19年春の新卒採用数増加/インターンシップ拡充へ

人材

 道路舗装大手各社が19年4月入社の新卒採用数を増加させる。日刊建設工業新聞社が道路舗装8社を対象に行ったアンケートによると、新卒採用数は8社合計で465人(前年431人)を計画。採用数を減らす鹿島道路と世紀東急工業を除く6社が今春(18年4月)と同程度か、上回る人数の採用を目指している。
 前田道路は「慢性的な人手不足のため、毎年一定数の新卒社員の確保が必要」としており、8社の中で最も多い80人の採用を予定する。東亜道路工業は「18年4月入社で確保できなかった不足分を補う」ために、今春入社の2倍となる50人の採用を目指す。
 目標採用数を確保するための取り組みとして最も多く挙がったのはインターンシップ(就業体験)の拡充だ。「短期インターンシップの開催数を増やす」(日本道路)、「現場見学会や座談会など、学生とコンタクトする機会を増やす」(大林道路)など、学生に自社の特徴や仕事内容を伝える活動に注力する。世紀東急工業は「残業時間の削減など働く環境を整備する」ことで、学生にとって魅力的な企業を目指す考えだ。
 人材獲得競争が激化する中、大卒だけでなく高専卒や高卒の拡大にも積極的な姿勢を見せる。前田道路は毎年指定の高校から卒業生を採用しており、今後も「一定数を採用する」見通し。鹿島道路は「工業高校の採用枠を拡大する」考え。一方で「積極的に採用していきたいが、大卒採用よりも難易度が高い」(東亜道路工業)との声もあり、今春入社の見通しを見ると、回答があった5社の合計は74人と、前年の92人を下回る水準にある。
 18年度の中途採用数は、回答7社の合計で60人(17年度実績比22・4%増)を計画する。工事量の増加などを背景に、即戦力の確保に向けて各社が意欲を見せている。鹿島道路は「技術者を確保するため中途採用数を増加させる」としており、前年の15人を上回る20人の採用を目指す。大成ロテックは中途採用数を17年度の2人から12人に増やす計画で、「働き方改革への対応として適正な生産性を維持するため、必要な即戦力となる人材を確保する」考えだ。

道路舗装大手/19年春の新卒採用数増加/学生との接点確保へ就業体験拡充

《日刊建設工業新聞》

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