アズビル/海外向けBAシステムの国内販売開始/IoTでビル設備を管理制御 画像 アズビル/海外向けBAシステムの国内販売開始/IoTでビル設備を管理制御

IT業務効率

 アズビルは、海外で展開してきたビルディング・オートメーション(BA)システム「savicーnet(セービック・ネット)G5」を2月から国内市場に投入する。ビルの空調や熱源、衛生・電気設備などをIoT(モノのインターネット)で管理・制御し、エネルギー利用の効率化を実現する。2004年から展開中の従来システムを14年ぶりに刷新し、使い勝手や拡張性、開放性を高めた。新製品を国内市場に投入し、工場設備の自動化システムと並んで同社が重視するBA事業の拡大を狙う。
 一昨年からタイなど東南アジアを中心に展開してきたシステムを新たに国内でも販売。国内・海外で伸長する地域冷暖房(DHC)プラントなどの更新需要を取り込む。
 同社は累計2万7000のBAシステムを納入・運用しているが、それらのうち年間600製品程度を「savicーnetG5」に更新する需要が期待できるとしている。
 セービック・ネットは、BACnetやModbusなど国際標準の通信手順に対応。多様なメーカーの設備・機器を組み合わせ、システムを最適化できるようにした。
 既存システムとの互換性を高めた点も大きな特徴で、ビルの空調だけでなく重要系統設備や、工場・研究所設備などの監視・制御にも使える。
 同社が扱うビル向けのクラウドサービスと連動させ、ICT(情報通信技術)やIoT(モノのインターネット)で企業の設備管理を効率化する需要に応えていく。
 同社は昨年に公表した新中期経営計画(17~19年度)で、成長が期待できる商業施設などを対象とするBA事業と、工場など向けのアドバンストオートメーション(AA)事業に経営の軸足を置く方針を打ち出した。
 不破慶一常務ビルシステムカンパニー社長は「品川駅周辺や東京駅八重洲口などで大型再開発が活発化している」とし、首都圏を中心にシステムの需要を見込む。曽禰寛純社長は「機器やシステムを包括的に提供できることが当社の強みだ」と話している。

アズビル/海外向けBAシステムの国内販売開始/IoTでビル設備を管理・制御

《日刊建設工業新聞》

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