東京都港区立科学館整備、虎ノ門の複合施設内に/プラネタリウムホールも 画像 東京都港区立科学館整備、虎ノ門の複合施設内に/プラネタリウムホールも

インバウンド・地域活性

 東京・港区は、関東地方整備局と建設を進めている複合施設「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター」内に「(仮称)港区立科学館」を整備する。区の特性を生かし、ビルの建設や免震、海流の原理など、身近な科学を体験しながら学べる施設とする方針。20年4月の開設を目指す。
 科学館は複合施設の1、2階の一部(延べ1070平方メートル)に配置する。1階の常設展示コーナーには港区の地形模型に自然や交通インフラ、防災ハザードの映像を投影する展示や大型装置を使った体験型展示を展開。このほか、実験室・工作室、多目的体験ホールも設置する。同ホールでは同じ建物内に開設される気象庁の気象科学館をはじめ、最先端の科学技術を持つ企業や大学、研究機関と連携した企画展やイベントの開催を計画中。
 2階にはプラネタリウムホール(121席)を設ける。最新の宇宙観測データや宇宙開発などの話題を盛り込んだ番組や、区の歴史と文化、観光資源などの魅力を発信するオリジナル番組を投影する。
 常設展示コーナーの展示機器の製造はトータルメディア開発研究所、プラネタリウムの機械設備の設置はみなとプラネットユニバースが担当。区は科学館の運営に指定管理者制度を導入する方向で検討を進めている。
 港区教育委員会の青木康平教育長は科学館について、「理科教育を進めるため、子どもから大人まで広く興味を持っていただける施設としたい。合築の利点を生かし、区単体ではできない魅力あるイベントも展開していく」と話している。
 科学館が入るのは、関東整備局が国の気象庁虎ノ門庁舎と、港区から受託した区立教育センターを合築で整備する施設内。
 建設地は虎ノ門3の6の9(敷地面積5500平方メートル)。建物の規模は地下2階地上14階建て延べ4・2万平方メートル。
 民間事業者が施設を国に引き渡してから維持管理・運営を行うBTO方式のPFIを採用している。施設の設計、施工、維持管理、運営は、大成建設を代表企業とする特別目的会社(SPC)の「鞆絵サイエンスパートナーズ」が担当。設計は大成建設・梓設計JV、施工は大成建設が手掛けている。20年2月の竣工を目指す。

東京・港区/区立科学館整備/虎ノ門の複合施設内に、20年4月開設めざす

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 【地方発ヒット商品の裏側】海外アパレルも注目する世界一薄いシルク「フェアリー・フェザー」

    【地方発ヒット商品の裏側】海外アパレルも注目する世界一薄いシルク「フェアリー・フェザー」

  2. 札幌駅北口周辺で再開発計画、50階建てビルは道内最高層!

    札幌駅北口周辺で再開発計画、50階建てビルは道内最高層!

  3. 月島三丁目北地区再開発、高さ約199メートルの超高層マンションを中心

    月島三丁目北地区再開発、高さ約199メートルの超高層マンションを中心

  4. 老朽化進むJR茨木駅西口の再開発、まちづくり協議会設立へ

  5. 「原宿駅前プロジェクト」で、竹下通り周辺はどう変わる?

  6. 札幌市・北4東6周辺地区の再開発、19年3月の完成を目指す

  7. ゆりかもめ「市場前」駅前でオフィスとホテル開発/19年3月着工

  8. 常磐道・福島側4車線化工事に着手/早期復興に弾み、20年度完成へ

  9. 川越駅前にホテル建設、川越駅とデッキで接続/20年開業予定

  10. 新橋駅前ビル周辺再開発、輝きを取り戻せるか?

アクセスランキングをもっと見る

page top