多忙な年末にこそ考えたい。「従業員のエンゲージメント」と社歌の可能性 画像 多忙な年末にこそ考えたい。「従業員のエンゲージメント」と社歌の可能性

人材

 そのような中、福利厚生事業を手掛けるベネフィット・ワンはシンクスマイルと業務提携し、11月に『RECOGインセンティブ』の提供を開始。両社がもつ制度とアプリを組み合わせ、社内コミュニケーションを活性化し、従業員のエンゲージメントを高める職場づくりに寄与するという。また同月にはヘルステックベンチャーのFiNCも従来のサービス「FiNCウェルネスサーベイ」に新機能を追加。従業員の心身の健康を「フィジカル」「メンタル」「エンゲージメント」の3つの要因に分解して把握するだけでなく、大学有識者や精神産業医ら専門家を監修にむかえる体制を組んだ。なお同社は6月にも「エンゲージメントに関する調査」を実施している。従業員のエンゲージメントには、経営者や人事部署だけでなくサービス提供会社からも熱い視線が注がれている。

■社歌コンテスト参加企業の3割以上が「社員のモチベーションアップ」と回答

 では、自社で従業員のエンゲージメントを高める方法はないのだろうか。データは少しさかのぼるが2015年版中小企業白書によると、離職理由として「人間関係(上司・経営者)への不満」が上位に。従業員の就業年数を問わず共通の結果となり、従業員と経営者のコミュニケーション不全が浮き彫りになった。

*2015年版中小企業白書より


 一方で、中小企業社歌コンテストの運営事務局が、第1回の参加企業29社にヒアリングアンケートを実施した結果、社歌を導入することで「社員のモチベーションが上がった」と答えた企業が11社(37.9%)に上った。さらに「社員間のコミュニケーションが増えた」も同じ結果となった。感想としては、歌詞を社員で考える過程で会社の理念を共有できたことや、みんなで歌った・踊ったことが思い出になったという声があった。また、動画にすることで社外の人に見えもらえ嬉しかった、というコメントもあった。皆でつくり、歌い、あるいは聞く。そのプロセスをコミュニケーションとして楽しめることは、社歌ならではの強み。従業員のエンゲージメント向上に活用することは、一考の価値があるのではないか。

*社歌コンテスト運営事務局調べ


 今どきは社歌をカラオケに登録して、忘年会の二次会などで歌う企業もあるという。古くさい、と食わず嫌いせず、自社の社歌を見直してみるのも一つの手かもしれない。



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