高槻市の新文化施設整備、「芸術にふれる喜びを確信する」建築計画 画像 高槻市の新文化施設整備、「芸術にふれる喜びを確信する」建築計画

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 大阪府高槻市は新文化施設の今月時点の設計業務報告書を公表した。設計は日建設計が担当。「森の薫りに誘われてやわらかな光に包まれたとき、芸術にふれる喜びを確信する」建築計画とし、入り口を入るとすぐ右手に大ホール、正面に小ホール、左手には憩いのカフェ、その奥に創造交流エリアが見えるように配置。建築と公園が一つの風景としてつながるイベント広場も設ける。19年度の着工、21年度の完成を目指す。
 配置計画では計画地・高槻城跡地の堀を公園計画で表現するよう検討し、二の丸の入り口だった升形の城への出入り口「虎口(こぐち)」の遺構を自動車で来館する利用者の玄関口として再生。昔、街道からも遠望されたムクノキは駅からの主動線にシンボルツリーとして配置する。
 新文化施設は地下2階地上2階建て。大ホール(約1500席、車いす席含む)は舞台公演など多彩な用途に対する機能を備え、市民やプロの公演の演出にも対応する機能を備えた高機能ホールで、プロセニアム形式を採用。オーケストラピットは組み立て式とする。
 小ホール(約200席、車いす席含む)は市民の文化芸術活動の創造・発表や比較的規模の小さな音楽公演や舞台公演、集会などに利用できる空間。オープン形式を採用する。
 音楽や演劇、ダンス、会議、ワークショップの用途に対応するスタジオも11室(大2室、中3室、小6室)配置。
 新施設は野見町の城跡公園(高槻城跡)に計画。基本計画では延べ床面積は約1万7300平方メートルと想定。大ホール(約6000平方メートル)や小ホール(約1700平方メートル)のほか練習室やスタジオなどを配置する創造・交流部門(約2100平方メートル)や共有部門(約800平方メートル)、管理部門(約1400平方メートル)を設けるとしていた。
 現在の市民会館(野見町2の33)が開館から50年が経過し老朽化していることから、新文化施設として建て替えることになった。

大阪府高槻市/新文化施設整備/設計業務報告書公表、19年度着工めざす

《日刊建設工業新聞》

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