老朽化進むJR茨木駅西口の再開発、まちづくり協議会設立へ 画像 老朽化進むJR茨木駅西口の再開発、まちづくり協議会設立へ

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 大阪府茨木市のJR茨木駅西口の地権者らは再開発に向けた組織・まちづくり協議会を年内に設立する見通しだ。今年1月に再開発推進を決議した茨木駅前ビル(大阪府茨木市西駅前町4)の関係者やまちの再生を検討してきた西駅前町3・4に加え同1・2の地権者、駅ビル新築を計画しているJR西日本、茨木市などは地域が形成されてきた経過や現状などに関する勉強会を8月に立ち上げ、これまでに3回情報交換などを重ねてきた。
 駅前ビルは1970年の大阪万博開催に合わせて整備され老朽化が進む。市は当初、同駅西口の駅前広場の再整備を先行する予定だったが、古くなった周辺のビルも含めた再整備事業を検証。
 地権者らは中長期的なビルのあり方を考え、建て替えや大規模改修を含めたプランの検討を進めていた。ビル再生に向けた勉強会は14年度に立ち上げアール・アイ・エーが開催支援などを行ってきた。
 茨木市は15年度に委託した「JR茨木駅西口駅前周辺整備基本計画検討業務」(担当=アール・アイ・エー)の成果に基づく駅前ビルの建て替えプランとして、駅と東海道本線に近い位置に高層の住宅棟を、住宅棟の西隣に低層の商業棟を配置する2棟案と、住宅機能と商業機能を複合化する建築物1棟を整備する案を提示。
 これに対し駅前ビルの再整備検討委員会は住宅棟と商業棟で駅前広場を囲み広場も確保してにぎわいを重視する2棟案を軸に検証してきた。建て替え案などの検討業務もアール・アイ・エーが担当した。
 現在の駅前ビルの規模はRC造地下2階地上10階建て延べ2万5000平方メートル。共同住宅(201戸)のほか、イズミヤ茨木店などの物販・飲食店などが入居している。住友商事が開発・分譲した。
 茨木市は本年度、「JR茨木駅西口駅前周辺整備基本計画策定業務」をアール・アイ・エーに委託。まちの現状調査などを行う。委託期間は18年3月まで。

JR茨木駅西口再開発(大阪府茨木市)/17年内にまちづくり協議会設立へ/地権者ら

《日刊建設工業新聞》

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