「おもてなし規格認証」で会社が変わる!地域が変わる!/北九州編 5~鉄板焼きバール ピアチェーレ~ 画像 「おもてなし規格認証」で会社が変わる!地域が変わる!/北九州編 5~鉄板焼きバール ピアチェーレ~

おもてなし規格認証

 全国各地で、「おもてなし規格認証」のムーブメントが始まっています。これまでなかなか評価しづらかった「サービスの品質」を「見える化」することで、サービスにかかわる企業(事業所)の方々のやる気や活力につながっているのがその理由です。「おもてなし規格認証に取り組み、お店をよくして商売繁盛につなげたい」「おもてなし規格認証をうまく使って、地方創生の起爆剤としたい」。そう語る地域のサービス事業者たちが日ごとに増えています。
 シリーズ「『おもてなし規格認証』で会社が変わる!地域が変わる!」では、おもてなし規格認証で「変わる」地域と会社(事業所)をピックアップ。その「変わる」現場を、リポートします。

★シリーズ1:北九州編 5~鉄板焼きバール ピアチェーレ~

今回は理想のお店づくりのために、おもてなし規格認証(金認証)取得を目指す飲食店をピックアップ。北九州市小倉最大の繁華街・平和通りにある「鉄板焼きバール ピアチェーレ」(以下ピアチェーレ)を紹介する。アーティストとのユニークなコラボイベントや周辺の企業を巻き込んだ新たな「食」の試みを打ち出しているのが、ピアチェーレのシェフ生駒大輔氏だ。おもてなし規格認証のどこに魅力を感じているのか? おもてなし規格認証を取得することで何を実現したいのか? 「美味しい料理以上の付加価値を提供したい」と語る生駒氏に話を聞く。


■お店の付加価値づくりに貢献する「おもてなし規格認証」

――「おもてなし規格認証」を取得することでどんなサービスの向上を考えていますか。

「『おもてなしを見える化』させるメニュー」を作りたいと思っていたんです。例えばお客様の服にワインのシミがついてしまったとします。普通はお客様自身がシミを拭きとりますよね。でもそんな場面をお店の付加価値に変えられるのでは、と思ったんです。「シミ抜きのオーダー」ができる飲食店というのはどうだろう? そういった「おもてなしの見える化」のきっかけにおもてなし規格認証が応えてくれそうな気がしています。

――生駒さんの考える付加価値を教えてください。

いま飲食店で美味しい料理やほどよいサービスというのは当たり前です。それ以上の価値を提供するためには、スタッフ一人ひとりが自分の個性にあわせて考えることが大切だと思います。例えばお店に来たお客様を自分の家に招待したお客様だと考えるとしましょう。人を家に招くときには、相手がどんな料理が好きなのか、どんなスリッパの形が好きなのかなど、考えを巡らせますよね。そういう気持ちが本当の思いやり、おもてなしにつながると思います。おもてなし規格認証を通じて、その気持ちをそれぞれのスタッフが具現化できるようにしたいんです。

――おもてなし規格認証取得を機に改革を進めたい施策はありますか。

インバウンド対応をもっと積極的に進めていきたいです。海外、特にヨーロッパの方は日本のおもてなしの考え方に興味を持っている人が多いと思います。以前、北欧の方がお店にいらっしゃったのですが、全く言葉が通じず帰っていただくということがありました。せっかく来ていただいたのに、何もできなかった不甲斐なさを痛感しました。

■おもてなしにも品質がある

――「サービスやホスピタリティの品質」を示す役割をおもてなし規格認証は担っています。

「おもてなしの見える化」にはとても期待しています。おもてなし規格認証を通じて、これまで気がつかなかったサービスや具体策の勉強にもなるし、私自身が思っているおもてなしをお客様はじめ外部に伝えることもやっていきたいと思っています。

外部という点では、おもてなし規格認証の信用があれば、海外の方がうちのお店で働きたいと考えてくれるかもしれません。実際に外国人がお店で働くことになれば、私たちが海外の文化を知ることにもなるし、逆に日本のおもてなしをどう伝えればいいのかを考えるきっかけにもなるはずです。

――おもてなし規格認証・金認証の基本的な考え方は「お客様の期待を超えるサービス」です。

お客様との会話が大切だと思っています。お客様の言葉の端々からいろいろなことを汲み取って、「私はこういう料理でコミュニケーションを取らせていただきます」と形を変えた返答をする。お客様が毎回、ピアチェーレに来ていただけている理由はそこだと思っています。常連さんは私たちに「これとこれで何か作って」としかおっしゃられません。

――店名のピアチェーレにもそんな意識が感じられますね。

ピアチェーレはイタリア語で「はじめまして」とか「お会い出来て光栄です」という意味です。家にお客様を招き入れるイメージですね。他にはオーケストラの用語で「自由演奏」という意味もあります。私やスタッフがその場に応じて最適なものを、即興で自由にお客様に提供するという意味も兼ねてお店の名前にしました。

――おもてなし規格認証では、地域コミュニティとの関わりも推奨しています。

小倉の飲食店を巻き込んで、ランチタイムに周辺企業の社員食堂にしてもらおうという取り組みをやっています。企業が購入した材料を街の飲食店が調理し、それを企業の従業員が安く食べられるという仕組みです。小倉の飲食店が社員食堂になればお店の回遊率も上がります。それに飲食店の店主と会話をしていただくことで店主の思いやお店の歴史、街の歴史などを知ることもできます。


《HANJO HANJO編集部》

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