東京メトロが駅周辺連携プロジェクト、門前仲町ほか3駅で再開発検討/地元への提案活動強化 画像 東京メトロが駅周辺連携プロジェクト、門前仲町ほか3駅で再開発検討/地元への提案活動強化

インバウンド・地域活性

 東京メトロは、地下鉄駅の出入り口のバリアフリー化などを周辺の再開発や建て替え計画などと連動して効率的・効果的に進める「公募型連携プロジェクト」の取り組みを強化する。計画提案を募集している駅のうち、3駅で再開発を検討する事業者側と連携を模索中。開発意欲の高いエリアで事業化に向けた協議を加速させるとともに、地元からの反応が薄いエリアでは提案活動を積極展開する。引き続き対象駅を追加し、周辺の街づくりと一体で駅機能の高度化に取り組む。
 公募型連携プロジェクトは16年3月にスタートし、これまでに13駅で開発提案を募集中。1日から東西線門前仲町、有楽町線・副都心線地下鉄成増、半蔵門線清澄白河の3駅で追加募集する。各駅とも募集開始から5年をめどに民間事業者や地権者らの提案を受け付ける。
 これまで再開発に関する提案があった3駅のうち、1駅では具体的な協議に入っており、早ければ18年度にも駅改良と連携した開発計画として事業化を決定したい考えだ。3駅の提案者は、デベロッパーのほか、ゼネコンが協力事業者として支援する地権者など。
 このほか複数駅で地権者から土地の売却を前提とした協力の申し出があった。他の駅でもデベロッパーやゼネコン、地権者から事業に関する問い合わせが目立つという。
 開発機運の旺盛な都心部や、比較的大規模な区画で老朽ビルなどの更新期を迎えているエリアの駅では、共同建て替えや再開発などの計画と連動して事業化を進める。
 一方、小規模な地権者が多く混在するエリアの駅は、事業化に向けた自発的な提案が出にくい。こうしたエリアでは公募開始から1年程度たった駅を対象に、東京メトロのまちづくり連携プロジェクトチームが地元に直接入って提案活動を展開する。
 地元からの提案に対して、同社の考えを素早く示せるよう、各駅で必要な設備(エレベーター、エスカレーターなど)などの基本的な施設計画を作成。今後は公募段階から開発条件などをより明確に示していく。
 このほど募集を開始した3駅のうち、門前仲町駅では1番出入り口付近(東京都江東区富岡1丁目)を対象に、改札階から地上へのエスカレーター設置を含む開発提案を募集の条件に挙げている。成増駅の対象エリアは4、5番出入り口周辺(板橋区成増1、2丁目)、清澄白河駅はB2番出入り口周辺(江東区白河2丁目)で、両駅には特定の開発条件を付けていない。
 公募型連携プロジェクトに関する連絡は同チーム(電話03・3837・7526、7119)へ。

東京メトロ/駅周辺連携プロ、3駅で再開発検討/地元への提案活動強化

《日刊建設工業新聞》

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