愛知県の衣浦港で新たなふ頭用地を造成、木材チップなどの保管ヤードとして利用 画像 愛知県の衣浦港で新たなふ頭用地を造成、木材チップなどの保管ヤードとして利用

制度・ビジネスチャンス

 愛知県は、衣浦港で新たなふ頭用地を造成する。港内の発電所で需要が急増している木材チップなどの保管ヤードとして利用する予定。既に埋め立てに必要な手続きは完了しており、近く初弾となる地盤改良工事に着手する。23年ごろまでに埋め立てを完了させる計画だ。
 対象地は、半田市十一号地の衣浦港中央ふ頭西地区南側=地図参照。面積は第1工区11・7ヘクタール、第2工区6・0ヘクタールの合計17・7ヘクタール。
 周辺では、住友商事の関連会社「サミットエナジー」が運営するバイオマス発電所が今年10月に本格稼働した。中部電力も碧南火力発電所で木質バイオマスを使用。22年3月稼働予定の武豊火力発電所リプレース計画でも石炭と木質バイオマスを燃料にする。
 このため、木材チップなどの保管場所が不足気味。新規埋め立てにより、4ブロック合計14・1ヘクタールの保管用地を確保する。
 地盤改良では、サンドコンパクションパイル(SCP)工法により、海底から支持層まで約11メートルを強化する。その上で、捨て石傾斜式の護岸を築造する。
 埋め立てに当たっては、公共残土を優先的に使用する考え。ただ、衣浦港外港地区埋め立て地が担っている港内浚渫土の埋め立てが満杯に近いため、その代替としても期待されている。
 事業期間は5年間を見込んでいるが、残土の確保や浚渫土の発生具合によって長期化する可能性もある。その場合、事業費は最大100億円近くになるという。

愛知県/衣浦港中央ふ頭西地区埋立事業/近く地盤改良着手、23年ごろ完了へ

《日刊建設工業新聞》

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