九州整備局ら協議会が福岡市で現場見学会開く/担い手確保へ高校2年生招待 画像 九州整備局ら協議会が福岡市で現場見学会開く/担い手確保へ高校2年生招待

人材

 九州地方整備局や建設産業専門団体九州地区連合会(九州建専連)などで構成する「建設専門工事業雇用促進・労働改善協議会」は17日、福岡県立鞍手竜徳高校総合学科工業技術系の2年生19人と引率教員を招き、福岡市中央区の福岡第2法務総合庁舎新営工事などの現場見学会を開いた=写真。建設業の担い手の確保・育成に向けた取り組み「学校キャラバン」の一環で今回が初の見学会。生徒らは現場で働く女性技術者らの声を聞き、作業環境を見て建設業への理解を深めた。
 午前に訪れた福岡第2法務総合庁舎の現場では発注者である九州整備局の担当者が環境に配慮した庁舎づくりや快適トイレの設置などの施策を紹介。現場で活用している3次元(3D)CADの説明もあり、生徒らは画面に立体的に表示される建物の施工図に興味深げに見入っていた。
 現場で働く女性技術者「けんせつ小町」らは「職人さんは優しく、事務所もきれい。毎日快適にやりがいのある仕事をしている」「不安を感じることもあるが、建物が完成した時にはそれが感動や誇りに変わる」などと話し、建築工事を担当している安藤ハザマの増田八城作業所長は4週6閉所など働き方改革への取り組みを紹介した。
 その後、生徒らは地下工事が進む現場で型枠工事や鉄筋の配筋作業の様子を見学。快適トイレも見学し予想外の清潔さに驚いていた。現場で働く人数や必要な資格など積極的に質問も上がった。
 引率した同校の尾形洋平講師は「土木、建築系の進路を考えている生徒はもちろん、われわれ教員にとっても貴重な体験。生徒の顔も生き生きしている。現場を見ることが将来を考えることにつながる」と話した。
 午後には福岡市博多区で地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区建設工事の現場も見学した。
 学校キャラバンは希望校を募り出前講座や現場見学を行い、建設業の魅力や重要性を高校生や保護者、教員に発信する取り組み。同校では本年度末ごろに出前講座の開催も予定している。

九州整備局ら協議会/福岡市で現場見学会開く/担い手確保へ高校2年生招待

《日刊建設工業新聞》

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