10月の米の小売価格6%高、「ひとめぼれ」11%、「ななつぼし」9% 画像 10月の米の小売価格6%高、「ひとめぼれ」11%、「ななつぼし」9%

制度・ビジネスチャンス

 米穀機構は15日、10月の米の小売価格をまとめた。東日本など主産地の2017年産の本格的な出回り期となり、5キロ当たり平均価格は1937円で、スーパーが抑えめの設定だった前年同月より6・3%(114円)高かった。需給の引き締まりを受けて上向いたが、産地と米卸とが取引する相対取引価格の上昇幅(8%)には届かなかった。

 スーパー店頭で10月上旬から新米に切り替わった宮城「ひとめぼれ」は、前年同月を11%(194円)上回る1921円。北海道「ななつぼし」は同9%(162円)高の1915円、秋田「あきたこまち」は同7%(128円)高の1903円となった。

 高価格帯銘柄は山形「つや姫」は同3%(73円)高の2302円など、やや抑えめの設定。最も流通量の多い新潟・一般「コシヒカリ」は、同2%(50円)高の2074円だった。

 産地が米卸に販売する10月の相対取引価格は60キロ当たり1万5501円となり、前年産を8・3%上回った。小売価格も前年産より上げているが、相対取引価格の上げ幅よりやや小幅となっている。

 スーパーは仕入価格の上昇分を小売価格に転嫁しているものの、売れ行きへの影響を警戒し、一部で慎重な設定が見られる。農水省は「小売価格に反映されるまでに時間が掛かる可能性がある」と分析する。全体の小売価格は前月と比べると3・5%高。新米の出回り割合が高まったため、販売上位21銘柄のうち16銘柄が価格を上げた。

米小売価格 6%高 相対の上げ幅に届かず 10月米穀機構

《日本農業新聞》

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