三陸国道の宮古箱石道路磯鶏トンネル、震災や台風水害に強い安全な道路へ 画像 三陸国道の宮古箱石道路磯鶏トンネル、震災や台風水害に強い安全な道路へ

インバウンド・地域活性

 岩手県宮古市内の復興支援道路・宮古盛岡横断道路のうち、宮古箱石道路区間の起点に当たる「国道106号磯鶏(そけい)トンネル(仮称)」の工事安全祈願祭が10月31日、現地で行われた=写真。
 同トンネルは延長1554メートル。同市中心を流れる閉伊川右岸の市街地で工事を行う。今回の起工は東側の磯鶏・藤原地区から掘削する延長845メートル分。大成建設が施工を担当し、既に取り付け道路部分の地山掘削は70%の進ちょくとなっている。19年9月末の完成を目指して工事が本格化する。
 一方、西側の小山田地区からの掘削は飛島建設の施工で今後着手される。
 安全祈願祭では、発注者である東北地方整備局三陸国道事務所の平岡弘志副所長は「震災や台風水害に強い安全な道路をつくり、文化経済交流の支えとするため一日も早い開通を目指す」とあいさつ。
 大成建設の伊藤昌昭常務執行役員東北支店長は「新しい技術を積極的に投入し、誠心誠意、品質の高い道路工事に取り組みたい」と述べた。
 工事を指揮する山下勝紀作業所長は「市街地に近接した現場のため、防音室と防音扉などを厳重に管理し地域への影響がないよう配慮している。施工管理ではICT(情報通信技術)を駆使して効率を上げていく」と語った。
 神事では鈴木貴詞宮古市副市長が鎌入れ、平岡副所長と上澤和哉岩手県沿岸広域振興局土木部宮古土木センター所長が鍬入れ、伊藤支店長が鋤入れをそれぞれ行い、工事の無事竣工を祈念した。

東北整備局三陸国道/宮古箱石道路磯鶏トンネル(岩手県宮古市)着工/施工は大成建設

《日刊建設工業新聞》

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