愛媛県八幡浜市の保内総合児童センター、基本コンセプトは「段々大屋根のみんなの家」 画像 愛媛県八幡浜市の保内総合児童センター、基本コンセプトは「段々大屋根のみんなの家」

インバウンド・地域活性

 愛媛県八幡浜市は、「保内総合児童センター(仮称)デザイン設計競技」で一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツの応募作品を最優秀作品に選定した。競技には全国から184件の応募があった。
 市は、旧保内地区にある老朽化した喜須来、川之石、宮内の3保育所を統合し、新たに保内保育所(仮称)(延べ1438平方メートル)を建設。同敷地内に子育て支援施設として保内児童センター(同)(延べ738平方メートル)を併設し、保内総合児童センター(同)として整備する。建設場所は保内町宮内1耕地36の1ほか。18年4月上旬までに着工し、19年4月の供用開始を予定している。
 一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツの作品は、「段々大屋根のみんなの家」が基本コンセプト。もう一つの家のような場所をつくり、街に開くことで地域全体で見守り、子育てを支援する空間を作る。木造在来工法を採用。構造材や仕上げ材に県産材を使用することでコストを削減する。平屋にすることで軟弱地盤に対応し、子どもが自由に活動できる場所を広げ、避難、管理、利用面を向上させる。
 段々大屋根で多様な天井高さを確保し、大きな庇(ひさし)は日差しを遮り、広い屋根は雨水を集めることができる。
 設計競技の募集では、市にある日土小学校(重要文化財)や旧川之内小学校、旧日土東小学校のようなシンプルな木造建築で、明るく木の温もりのある施設を念頭に置いた上で、単なる温故懐旧の施設ではなく、色彩、採光など、新たな柔らかい視点での創意工夫を感じることができる施設を歓迎するとしていた。

愛媛県八幡浜市/保内総合児童センターデザイン設計/アンブレ・アーキテクツに

《日刊建設工業新聞》

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