熊谷組が屋内での自立歩行支援介護ロボットを開発 画像 熊谷組が屋内での自立歩行支援介護ロボットを開発

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 熊谷組は26日、屋内での自立歩行を支援する介護ロボットを開発したと発表した。車いすと同程度の幅(61センチ)のコンパクトな歩行器で、使用者の全体重を支え、転倒の心配がなく安心して歩くことができる。電動アシストで、立ったり座ったりする動きもサポートする。18年4月の発売を予定している。この製品の販売・リースを軸に、住宅の改修などグループ各社で連携し、福祉分野への対応を強化していく。
 製品名は「フローラ・テンダー」。在宅での家族に頼らない自立生活支援が目的で、つえや介助があれば歩行できるが、転倒の心配がある人や、ひざの痛みなどで立ち座りや歩行に苦痛を感じる人を対象とする。
 高さは100~120センチ、奥行きは95センチ、重量は約25キロ。独自の設計で、ベッドなどの下にも入り込み、狭い廊下などでの方向転換にも柔軟に対応する。
 使用者の体重や必要な介助程度に応じて免荷量(体重軽減量)は約5~30キロまで調整可能。当初20キロでスタートしても、フローラ・テンダーによる日常生活が歩行訓練となり、免荷量が少なくなっていくと、自立歩行への大きな励みやモチベーションの向上につながるとみている。
 目標販売価格は35万円で、総販売元はグループで開発製品を扱うファテック(東京都新宿区、青野孝行社長)が担当。既存の代理店網を活用し、国内と海外(中国、韓国、台湾が中心)合わせて、2年以内に1万台、5年間で5万台の販売を目指す。リース事業を予定するとともに、歩行器とセットでの使用を想定した体重免荷用のカジュアルなジーンズも販売する。
 グループで建築リニューアルを手掛けるケーアンドイー(同、岩間和久社長)は、フローラ・テンダーを使用する人の体や生活の状況に応じたベストな住環境を提案していく。
 同社は過去に、天井つり下げ式の歩行支援システムなどを、病院などでのリハビリ使用を目的に販売していた。高齢者の要介護や要支援の認定を受けた人が急速に増加しており、自宅で介護を希望する人が多いとの調査結果も踏まえ、小型の歩行器を開発した。

熊谷組/屋内型移動支援ロボ開発/立ち上がり介助・体重免荷機能搭載、自立歩行支援

《日刊建設工業新聞》

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