東京の九段会館の再整備、地下3階地上17階建てに/主要内部空間は保存 画像 東京の九段会館の再整備、地下3階地上17階建てに/主要内部空間は保存

インバウンド・地域活性

 関東財務局は21日、九段会館(東京都千代田区)の土地の貸し付け先を決める2段階一般競争入札の落札者を東急不動産に決めた。民間事業者に定期借地権方式で土地を貸し付け、建物の一部を保存しつつ、残りの部分を解体して高度利用を図る事業。同社は、延べ約7万平方メートルの複合ビルを整備する。完成は22年7月で、22年度の供用開始を予定している。
 所在地は千代田区九段南1の5の1ほか。敷地面積は8766平方メートル。同社の提案によると、再整備後の規模は、既存建物保存部分を含めて地下3階地上17階建て延べ6万8024平方メートルを想定。店舗と事務所として利用する。オープンスペースやエントランス広場も整備する。
 同局が設置した有識者検討委員会の提言を踏まえ、エントランスがある北側部分で外壁や玄関ホール、宴会場といった主要な内部空間を保存することなどが条件として挙がっていた。同社は、既存建物の北東側をL字状に保存する方針で、検討委員会報告書に示された保存・復原的整備範囲は全て保存されることになる。保存部分は、店舗や、カンファレンスセンター、宴会場、シェアオフィスなどとして利用する。
 免震レトロフィットを適用し耐震性を確保することや、保存部分の屋上の堀側にホタル繁殖池を配置することも提案している。
 土地の貸付期間は18年3月1日から70年間。建物は売り払いの対象となる。
 今回の入札では、計4者が企画提案書を提出し、このうち2者が1次審査を通過していた。契約締結は、18年3月1日を予定している。契約締結後、契約金額を公表するとしている。

関東財務局/九段会館定借・高度利用事業/東急不が落札、延べ7万平米に再整備

《日刊建設工業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 成田空港、周辺自治体が第3滑走路新設に理解

    成田空港、周辺自治体が第3滑走路新設に理解

  2. 世界貿易センタービルなど浜松町駅開発、本格着工へ!

    世界貿易センタービルなど浜松町駅開発、本格着工へ!

  3. 熊本地震で被災した阿蘇神社の復旧工事、楼門解体作業が大詰め

    熊本地震で被災した阿蘇神社の復旧工事、楼門解体作業が大詰め

  4. 8兆円のインバウンド市場を獲得せよ!~地域観光商品とB2B商談会~

  5. 五輪後の建設市場は「減少」か「横ばい」…アナリストに聞く

  6. 高い評価の新潟米「新之助」、強気の値段設定はおいくら?

  7. 「完全個室」超豪華高速バス競争が勃発、各社の戦略は?

  8. 北海道北広島市、日本ハムへ提案のボールパーク構想公表/ショッピングモールやホテルも

  9. 千葉駅東口地区の再開発、中央部に「グランドモール」配置

  10. バスツアーも「超豪華バス」の波。高速バスとの違いは?

アクセスランキングをもっと見る

page top