時事エッセイ/建築家による「日本の家」はなぜユニークなのか? 画像 時事エッセイ/建築家による「日本の家」はなぜユニークなのか?

インバウンド・地域活性

 欧米の多くの国では建築家の仕事の中心は公共建築の設計だが、日本では一人の建築家が公共建築も個人住宅も手掛けることが珍しくない。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー建築賞の日本人受賞者が多数の住宅建築を設計しているのは、実は驚くべきことなのだ▼もっとも、建築家が設計する住宅は全戸数の1%にも満たないという。住宅産業に大きな潮流を生み出すことはなく、ユニークで新鮮な造形に目が向けられやすい▼建築家は少数の作品を通し、多様なライフスタイルや新しい家族像など未来の住宅と暮らしのあり方を提示。それを読み解き、感じ取った建築家たちは批評・刺激し合い、若い世代が受け継いだ思考をさらに深める▼日本の住宅建築のターニングポイントを1945年とし、それ以降の「日本の家」に焦点を当てた展覧会が東京・北の丸公園の東京国立近代美術館で開かれている。日本の建築家56組による75件の住宅を400点以上の模型や図面、写真、映像で紹介。時系列ではなくテーマごとの展示で建築家の思索を追体験できる▼ローマ、ロンドンを巡回し、日本での開催。10月29日まで。

回転窓/建築家による「日本の家」

《日刊建設工業新聞》

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