安藤忠雄氏、大阪市に児童図書館の寄付申し入れ/山中伸弥京大iPS研所長も賛同 画像 安藤忠雄氏、大阪市に児童図書館の寄付申し入れ/山中伸弥京大iPS研所長も賛同

インバウンド・地域活性

 建築家の安藤忠雄氏は児童が自由に本に触れ読むことができる施設「(仮称)こども本の森 中之島」の寄付を大阪市の吉村洋文市長に申し入れた。大阪市北区中之島の市立東洋陶磁美術館の西隣にRC造3階建て延べ約1000平方メートルの弧を描いた建築物を計画。安藤氏は「子どもの教育は大切。ここでは自由に本を読むことができる。大阪から活字文化復活を始めたい」と語った。山中伸弥京大iPS細胞研究所長も賛同者として出席しこの事業に「貢献したい」と述べた。
 大阪市役所で安藤氏らを迎えた吉村市長は「まさに大阪の子どもたちは大阪の未来そのもの。今回、施設を設計・整備しそれを大阪市に寄付したいとの提案を頂いた。大阪にとっての財産そのものになるだろう。市としてもしっかり受け止め子どもたちの未来を感じ取れる施設にしたい」と謝意を表明。
 この施設は大阪市が管理する中之島公園に建設する予定。「多くの子どもたちに本や芸術文化に触れる機会を与え、豊かな創造の芽を育む」ことが目的で、建設・運営費用は企業や市民の寄付で賄う。既に必要となる寄付総額のめどが付いているという。
 中央部3層の大きな吹き抜けを囲う壁一面に本棚を設置し、たくさんの本に囲まれた「本の森」を計画。施設の北側はガラス張りの壁にする。
 18年度に着工し、19年夏休み前までに完成させ、施設を市に引き渡す。
 吉村市長から名誉館長就任を要請された山中所長は「受けたい」意向を示した。

安藤忠雄氏/大阪市に児童図書館の寄付申し入れ/山中伸弥京大iPS研所長も賛同

《日刊建設工業新聞》

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