横浜の山下ふ頭、国内最大級の展示施設整備構想、東京ビッグサイトの受け皿に 画像 横浜の山下ふ頭、国内最大級の展示施設整備構想、東京ビッグサイトの受け皿に

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 横浜港運協会(藤木幸夫会長)は14日、横浜市が「ハーバーリゾート(HR)整備計画」を進めている山下ふ頭(中区)地区に、国内最大規模の国際展示施設を整備する計画を発表した。近く市に伝えるとともに、本年度中をめどに資金計画も含めた事業計画を策定する。計画では既存倉庫などをリノベーションして2020年東京五輪開催までに供用を開始。その後、更地にしてMICE(国際的イベント)を中核としたHR整備に向けた事業計画を新たにまとめる方針。民設民営による事業を前提としている。
 山下ふ頭地区は繁華街の元町や中華街、山下公園と隣接する約47ヘクタール。現在は主に本牧ふ頭や大黒ふ頭などで扱うコンテナのバックヤードとなっている。市は山下公園や元町・中華街からつながるふ頭内に、大規模集客施設やホテルなどを備えたHRの整備を計画。民間の資金やノウハウを活用するPPP手法で開発を進める方針。IR(統合型リゾート)の導入なども取りざたされており、事業者は公募で選定する方針だ。
 港運協会は5月の拡大理事会で、開発事業には地元企業などで構成するコンソーシアムを参画させることなど協会の考え方をまとめ、市に非公募方式での選定などを要望した。IRについても市民の声などを理由に導入反対の立場を表明している。
 協会の説明によると、東京国際展示場(東京ビッグサイト、東京都江東区)が五輪のため19年4月から20年12月まで使用できなくなることから、その代替機能として山下ふ頭地区に展示場を整備し、受け皿にする計画。その間に実績を積み上げ、その後のHR整備にも事業主体として参画する自信を付けたい考えだ。近く日本展示協会とも具体的な対応について協議する予定。
 協会は市のHR整備計画には賛同しており、これまでも事業者の移転交渉などに協力してきた。その後、地元企業の参画やIRの可否などで、市の考えが確認できるまで移転交渉を凍結している。協会も20年の供用開始に向け、できるだけ早い歩み寄りを図りたい考えだ。
 藤木会長は「物流だけでは港湾事業は立ち行かない。横浜ベイブリッジの内側(インナーハーバー)は観光やMICE施設などを充実させることで、港湾人として横浜経済の活性化に貢献したい」と話した。

横浜港運協会/山下ふ頭(中区)で国内最大級の展示施設整備構想/20年供用めざす

《日刊建設工業新聞》

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