宮城県利府町の文化複合施設建設、図書館やホールに円形のカフェも 画像 宮城県利府町の文化複合施設建設、図書館やホールに円形のカフェも

インバウンド・地域活性

 宮城県利府町は、住民の生涯学習、文化・芸術活動の拠点として「文化複合施設」=完成イメージ=の建設を計画、本年度に造成工事に着手し、18年度に第1期工事を進める意向だ。住民代表らによるワーキンググループでの意見や要望などを踏まえ、既に1期工事の実施設計をまとめている。用地買収にめどをつけた後、入札手続きを始める。20年度の全体完成を目指し、並行して管理運営方法の検討も進める。設計は佐藤総合計画が担当。
 建設予定地は、県道仙台松島線(利府街道、幅員22・5メートル)沿いの同町森郷新椎の木前の敷地2万2339平方メートル。同施設は図書館や公民館、文化ホール(大・小ホール)、郷土資料館などで構成し、2期に分けて建設する。
 1期の用途は図書館と文化ホールの小ホール、公民館。規模はSRC一部S造2階一部3階建て延べ5205平方メートル(建築面積3870平方メートル)。吹き抜けのアトリウムに面して1階の東側に小ホール(430席)や楽屋、大道具室を設け、西側に事務室や図書館を置く。アトリウムには外側の「交流の庭」と一体化した円形のカフェを配置する。
 2階には公民館機能として研修室や学習室、創作室のほか、二つのスタジオを収容する。建物の最高高さは約18・3メートル。図書館の蔵書数は開架が7万7000冊、閉架が約11万冊を予定している。駐車場は北側と東側に計画し、約380台分(おもいやり駐車場6台分を含む)を確保する。
 1期の東側で進める2期工事は文化ホールの大ホール(800席程度)や郷土資料室などを計画し、床面積は3700平方メートル程度になる見通し。大ホールは舞台を額縁のように切り取る「プロセニアム形式」を採用する。
 本年度に発注するのは敷地造成や調整池の設置、排水施設工など。第3四半期に入札を行う予定だが、用地交渉次第では年明けになる模様だ。工期は13カ月を見込む。

宮城県利府町/文化複合施設建設/第1期の敷地造成に着手へ、第3四半期に入札

《日刊建設工業新聞》

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