生活の向上感、8割近くが「前年と同じようなもの」/内閣府世論調査 画像 生活の向上感、8割近くが「前年と同じようなもの」/内閣府世論調査

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 内閣府は8月28日、平成29年度の国民生活に関する世論調査の結果を公表した。前年と比べた生活の向上感は8割近くが「同じようなもの」と回答。今後の生活の見通しでも65.2%が「同じようなもの」と答え、いずれも前回調査時より上昇した。

 国民生活に関する世論調査は6月15日~7月2日、全国の18歳以上の日本国籍を有する人を対象に個別面接聴取法により実施した。有効回収数は6,319人。

 前年の今頃と比べた生活の向上感について、「同じようなもの」と答えた人は、前年度比1.7ポイント増の78.4%。「向上している」は前年度比1.1ポイント増の6.6%、「低下している」は前年度比2.8ポイント減14.7%だった。

 現在の生活に対する満足度では、「満足している」12.2%、「まあ満足している」61.7%をあわせて、73.9%が「満足」と回答。前年度より3.8ポイント上昇した。年齢別では、18~29歳と30代で「満足」とする人が多かった。

 現在の生活の各面で「満足」とする人の割合を見ると、「食生活」が89.3%ともっとも高く、ついで「住生活」が83.3%、自動車や家電製品など長期間引き続き利用される「耐久消費財」が77.0%だった。「資産・貯蓄」は44.4%と過半数を割り、「所得・収入」も51.3%にとどまった。

 日頃の生活の中で「充実感を感じている」という人は73.5%。おもに充実感を感じる時については、「家族団らん」が49.0%と最多で、「ゆったりと休養」46.1%、「友人や知人と会合、雑談」43.5%、「趣味やスポーツに熱中」42.7%と続いた。

 自らの生活の程度を世間一般から見てどうかたずねた結果は、「上」1.1%、「中の上」14.2%、「中の中」56.5%、「中の下」21.7%、「下」5.0%。前年度の調査結果と比較すると、「中の上」が1.9ポイント上昇し、「中の下」が1.5ポイント低下した。都市規模別では、大都市では「中の上」、小都市では「中の中」と答えた人の割合が高かった。

 今後の生活の見通しについては、65.2%が「同じようなもの」と回答し、前年度より2.3ポイント上昇した。「悪くなっていく」は前年度より2.7ポイント減の23.1%、「良くなっていく」は前年度比0.7ポイント増の9.4%だった。

 今後の生活で特に力を入れたい面は、「レジャー・余暇生活」が35.0%で最多。「資産・貯蓄」30.3%、「食生活」29.6%、「所得・収入」29.2%と続いた。

生活の向上感、8割近くが「前年と同じようなもの」…内閣府世論調査

《奥山直美》

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