東京女子医科大学、河田町キャンパス再整備構想案/9年かけて更新 画像 東京女子医科大学、河田町キャンパス再整備構想案/9年かけて更新

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 ◇新校舎棟1・2、18年3月着工へ
 東京女子医科大学(吉岡俊正理事長)は、東京都新宿区の「河田町キャンパス」全体の再整備構想案を明らかにした。現在ある施設群の大半を4段階のローリング計画で9年間かけて再整備する。100年以上の歴史があるキャンパスの伝統を生かし、重厚な外観デザインで統一した新たな施設群を建設する。
 河田町キャンパスの所在地は河田町8の1(敷地面積約3・5ヘクタール)。初弾案件として「新校舎棟1」と「新校舎棟2」を18年3月に着工。引き続き第2病棟と新本部・講堂棟を建設し、バスロータリーや駐車場なども段階的に整備する計画だ。
 構想案によると、第1段階(17~19年度)では女子医大通りに面する南側敷地にあった旧1号館跡地に「新校舎棟1」、北東側の敷地に「新校舎棟2」を建設する。新校舎棟1の設計は梓設計が担当。施工者は未定。現在設計を進めており、12月から18年2月までに工事を発注し、同年3月の着工、20年2月末の竣工を目指す。新校舎棟2の設計・施工者は現時点で不明だが、新校舎棟1と同じスケジュールで建設する計画だ。
 新校舎棟1は分散している医学部と看護学部を集約するもので、S一部RC造地下2階地上7階建て延べ約2万平方メートルの規模を想定。最高高さは36メートルだが、外周の西側は5階、東側は3階建てにして景観に配慮する。外壁は旧1号館を継承するれんが色のタイルを配する。主な機能は講義室や実習室、図書館などで、職員用の保育施設も設ける。
 新校舎棟2は地下1階地上4階建て延べ4700平方メートル程度を想定。このほか周辺整備として女子医大通りの歩道状空地を確保し、防災備蓄倉庫なども建設する。
 第2段階(20~23年度)では、北側敷地にある北校舎や中央校舎など複数棟を20年4月~10月に解体し、その跡地に第2病棟を同11月~23年10月に建設する。施設規模は未定。
 第3段階(24~26年度)では、南側敷地にある中央病棟や東病棟を24年1月~7月に解体し、その跡地に新本部・講堂棟を同9月~26年12月に建設する。施設規模は未定。同棟の前には災害時のトリアージスペースとして利用を検討している広場を整備。このほか北側敷地にある西病棟を中央病棟などと同じスケジュールで解体した跡地に、新バスロータリーと駐車場を整備する。
 第4段階(27年度)では、地域貢献として女子医大通りの歩道状空地の確保や緑化の整備などを行う。
 09年に完成した第1病棟(RC造地下3階地上9階塔屋2階建て延べ2万3024平方メートル)や、03年に完成した総合外来センター(RC・S造地下3階地上5階建て延べ4万2726平方メートル)など近年に建設した施設は継続使用する。

東京女子医科大学/河田町キャンパス再整備構想案/9年かけ施設群を更新

《日刊建設工業新聞》

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