アグリフードEXPO、「輸出」「付加価値」アピール 画像 アグリフードEXPO、「輸出」「付加価値」アピール

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 農作物や国産加工品の展示商談会「アグリフードEXPO東京2017」が23日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。出展したJAや企業は700を超える。輸出を視野に入れた売り込みや、付加価値を付けた地場商品などのPRが目立った。24日まで。

 緑茶の生産から流通までを手掛ける、流通サービス(静岡県菊川市)は、富士山と芸者が描かれたパッケージの緑茶をPRした。「延べ20カ国から引き合いが来ている。海外へは商品よりもお茶を含めた文化を売り込む姿勢が重要」と強調。石臼での抹茶作りも実演した。

 鹿児島県霧島市の西製茶工場は、抹茶の消費拡大に取り組む。抹茶を1袋2グラム入りの小分け袋にし、桜や波など和風のパッケージを施した。「抹茶は1筒30グラム入りが一般的だが、全て使い切ることは難しい。小分けにすれば菓子作りでも使いやすい」と同社。

 宮城県のJAみやぎ登米も仙台牛を試食で振る舞った。「既に輸出の問い合わせが数件あった」とJA担当者は話す。

 特産品に付加価値を付け、客層を広げる売り込みも目立った。

 秋田県横手市のブースでは秋田名産の漬物いぶりがっこに手を加え、ピクルスにした商品を売り込んだ。スモークチーズを挟んだ新製品も登場。

 製造する遠藤育子さん(59)は「いぶりがっこ独特の癖がなく、食べやすい」と客層の拡大に期待する。

 広島県のJA三原は、化学農薬や化学肥料の使用を抑えて栽培した「エコレモン」の加工品を紹介。「安全に気を使う女性や、子どもを持つ親をターゲット」(JA)に、焼き肉やから揚げなどにかける調味料などをアピールした。

 兵庫県豊岡市の豊岡わこう堂は、県内産の米粉を使った菓子を展示した。スペインの伝統菓子に似せた商品で、県産の小麦粉「北野坂」と合わせて製造。コウノトリが生息しやすいよう農薬の使用を控える「こうのとり育む農法」で栽培した米が原料の米粉を使い、環境にも配慮した。米はJAたじまなどから仕入れ、都内の百貨店などで売り出す。

アグリフードEXPO開幕 JAなど700社超が出展 「輸出」「付加価値」アピール

《日本農業新聞》

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