ドラマ「コード・ブルー」が描く「仕事に対する哲学」に共感する 画像 ドラマ「コード・ブルー」が描く「仕事に対する哲学」に共感する

人材

 第六話では、冷凍倉庫で事故に遭った人々を治療するために現場に向かった新人の横峯あかり(新木優子)と灰谷俊平(成田凌)が停電によって冷凍室に閉じ込められてしまい、医療設備がほとんどない極限状態の中で手術をする姿が描かれた。小型カメラの映像を見ながら白石が指示する中、手術に取り組む横峯だが、うまくできずに精神的に限界を向かえてしまう。そこで普段は消極的で医師として自信の無い灰谷が交代して、藍沢に鼓舞される形で手術に取り組み、何とか無事に成功させる。

 この回は、経験を積んで医師として成長した藍沢達と、新人医師のコントラストが際立っていた。だが、医師として経験を積んだ藍沢や白石も医師としてはまだまだ未熟で、日々、迷いながら仕事をしている。

 どこまでやっても完璧な仕事には届かないが、それでも今ある条件の中で最善の努力をし続けるしかない。フライトドクターという特殊な仕事を描いているが、根底にあるのは、真剣に働いている人なら誰もが共感できる「仕事に対する哲学」である。


■『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』
フジテレビ系 毎週月曜よる9時放送
FOD(オンライン動画配信サービス)にて、放送後、期間限定無料配信。シーズン1&2全話無料配信中!



★成馬零一(なりまれいいち)
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。WEBマガジン「ich」(イッヒ)主催。主な著作に『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の評論家』(河出書房新社)、『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)がある。
https://twitter.com/nariyamada
https://note.mu/narima01



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《成馬零一/ドラマ評論家》

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