「虎ノ門新駅」直上部開発、虎ノ門ヒルズステーションタワーは地上49階建て 画像 「虎ノ門新駅」直上部開発、虎ノ門ヒルズステーションタワーは地上49階建て

インバウンド・地域活性

 森ビルが、東京都港区の東京メトロ日比谷線に新設される「(仮称)虎ノ門新駅」直上部で、周辺地権者と共同で進める「虎ノ門一・二丁目地区」の再開発事業の概要が明らかになった。計画区域を5街区(A-1~4街区、B街区)に分け、A-1~4街区では第1種市街地再開発事業で延べ23・7万平方メートル規模の「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」を中心とするビル群を整備。B街区では東洋海事工業が単独開発を行う。A-1~4街区は19年度の着工、22年度の竣工、B街区は18年度の着工、20年度の竣工を目指す。
 計画の対象となるのは、同社が開発した虎ノ門ヒルズの西側に広がる約2・4ヘクタールの区域(虎ノ門1の22、2の4ほか)。
 新駅西側のA-1街区(9900平方メートル)に整備する虎ノ門ヒルズステーションタワーの建物規模は地下4階地上49階建て、高さは約265メートルに上る。高層階にエリアの新たな象徴となるビジネス発信拠点、中・高層階(一部低層階)に事務所、低層階に国際水準のホテルや商業施設を入れる。このほか集会場も設ける。
 新駅東側のA-2街区(2500平方メートル)には店舗などが入るビル(地下3階地上4階建て延べ8800平方メートル、高さ30メートル)を整備。A-1街区西側のA-3街区(1600平方メートル)には事務所や住宅、店舗などで構成する複合ビル(地下1階地上12階建て延べ7900平方メートル、高さ70メートル)、同北側のA-4街区には街区再編によって公園(750平方メートル)を開発する。
 A1~4街区の再開発は「虎ノ門一丁目・二丁目地区市街地再開発準備組合」が進めている。
 B街区(1300平方メートル)で開発する建物の規模は地下2階地上17階建て延べ2万6200平方メートル、高さ100メートル。事務所や店舗、外国人就業者・居住者などのための情報・交流拠点が入る。
 街区の垣根を越え、新駅と一体となった交通結節空間や重層的な歩行者ネットワークを整備。多様な都市活動に対応可能な広場を設け、隣接する虎ノ門ヒルズと合わせて1ヘクタールの広場空間を創出する。
 コージェネレーションシステムや地域冷暖房を導入し、計画区域だけでなく近接する虎ノ門一丁目地区などと面的なエネルギーネットワークを構築することで地域全体のエネルギー利用の効率化も図る。

森ビル/虎ノ門一・二丁目地区再開発(東京都港区)/5街区に分け整備へ

《日刊建設工業新聞》

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