コンビニで秋冬の中華まん商戦幕開け!冷夏が追い風に/国産食材使い高級感演出 画像 コンビニで秋冬の中華まん商戦幕開け!冷夏が追い風に/国産食材使い高級感演出

制度・ビジネスチャンス

 コンビニエンスストアで、秋冬の中華まん商戦が幕開けした。今期は、豚肉や小豆など国産食材の採用を積極的に進める商品が目立つ。生地にもふっくら感を出すこだわり製法を取り入れ、高級感を演出する。冷夏によるコンビニ加温商品の好調も追い風に、拡大の気配が強まる中華まん市場。各社が支持獲得へ火花を散らす。


 ファミリーマートは中華まん商品を大幅に刷新し、22日から売り出す。扱うのは肉まん、ピザまんなど定番5品とプレミアム肉まんで、価格は従来より10~20円上げた。

 定番の「熟成生地の本格肉まん」(130円)は従来品より豚肉を5%、タケノコを6%増量。「ファミマプレミアム肉まん」(198円)は、北海道産小麦粉と国産豚肉を100%、兵庫・淡路島産タマネギを使い、重量は従来の1.3倍とした。使う生地も発酵回数を増やしてふっくら感を強調した。

 同社が製造を委託する井村屋は、20億円を投じて工場を7月に完成させた。商品力を高め、ファミリーマートは「今期の販売は前期比2割増」と見通す。

 今月1日から、中華まんを扱い始めたローソンは、国産食材を用いた中・高価格帯の商品を打ち出す。北海道産豚肉や、鹿児島産黒豚を使った肉まん(各180円)を展開。9月下旬には、鹿児島県産の紫サツマイモを原料にした「種子島ロマンの紫芋まん」(140円)を販売する予定だ。「国産食材に対するニーズは、中華まんでも非常に強い」(同社)と指摘する。

 イオン系列のミニストップは11日、今秋冬の中華まんを発売した。「昨年は、女性をターゲットにした『まるごとプリンまん』が好調だった」(同社)といい、北海道十勝産の小豆を使ったあんまんなど、甘い定番品を中心に力を入れる。今期販売は8月の冷夏もあり、早くも昨年の同時期と比べ、5割増で推移した。

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《日本農業新聞》

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