青森県平川市の新本庁舎建設設計/三角形のユニークなデザイン 画像 青森県平川市の新本庁舎建設設計/三角形のユニークなデザイン

インバウンド・地域活性

 青森県平川市は「新本庁舎建設設計業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、ナスカ一級建築士事務所(東京都新宿区)・八洲建築設計事務所(青森市)・構建築設計事務所(仙台市)JVを最優秀者に選定した。優秀者は山下設計・工藤金正建築設計(弘前市)JVだった。
 応募した12者の中から、第1次審査を通過した5者を対象に5日、公開プレゼンテーションとヒアリングを実施。選定は新本庁舎建設設計業者選定委員会(委員長・北原啓司弘前大学大学院地域社会研究科長)が行い、9日公表した。
 最優秀者のナスカJV案は、三角形の形状をしたユニークな意匠が大きな特徴で、ロングスパンの鉄骨フレームを採用することで免震装置を減らすなどの経費節減を実現。環境面でも建築環境総合性能評価システムの導入を費用対効果の面から検討し、外壁などの性能を上げることで45%の省エネを実現可能にした点などが評価された。
 業務内容は新本庁舎と公用車車庫、外構の基本・実施設計と工事費概算書・維持コスト検討書の作成、バーチャルリアリティ作成による空間計画やテレビ電波障害の検討などを行う。履行期限は19年3月15日。
 今年3月に市が取りまとめた基本計画によると、同市柏木町藤山の現庁舎(RC一部SRC造5階建て延べ5048平方メートル)は築後35年を経て老朽化が目立ち、耐震補強が必要な状況にある。さらに、町村合併によって分散している分庁舎や支所などの集約化を図るため、現本庁舎と隣接する旧平川診療所を合わせた敷地(約2万2905平方メートル)に、延べ7200平方メートル規模の新本庁舎と公用車車庫(847・8平方メートル)を整備する。
 本庁舎の主要構造と階数、車庫の整備方法(改修・新築または全面改築)は設計の中で詰めていく。総事業費は約52億5000万円を見込む。
 新本庁舎の配置計画が確定する本年度内に地質調査を実施し、設計完了を待って早ければ19年半ばにも工事を発注、20年度末の完成を目指す。

青森県平川市/新本庁舎建設設計/最優秀者にナスカ一級建築士事務所JV

《日刊建設工業新聞》

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