フジテックがスマホ活用し働き方改革加速/自社でアプリ開発、出退勤管理や保守履歴閲覧も 画像 フジテックがスマホ活用し働き方改革加速/自社でアプリ開発、出退勤管理や保守履歴閲覧も

インバウンド・地域活性

 フジテックが、スマートフォンを活用した働き方改革を加速させている。その一つが、スマホ・タブレット端末向けのアプリの自社開発だ。現場や営業担当者など外勤社員の業務効率化が目的。スマホなどから、施工図の確認や出張・旅費の精算伝票の作成、出退勤管理が行えるほか、同社の昇降機がある場所や、保守履歴などを地図上で閲覧できるアプリを開発し、業務の効率化に役立てている。
 2014年4月、外勤の社員を中心とした長時間労働の削減や業務効率化を目的に「働き方革新チーム」を発足させ、チームの担当者が現場の社員や営業担当者に同行し課題を抽出する取り組みを実施。その結果、出張・旅費などの伝票作成だけのために会社へ戻っていることや、現場へ地図や書類を大量に持ち歩いていること、それらの書類を印刷するために時間や労力を費やしていることが判明した。
 その解決策として16年から、出退勤管理や、出張・旅費精算の伝票作成、同社の昇降機がある場所、保守履歴などを地図上で閲覧できるアプリを自社で開発。併せて社用のスマホを支給し、全社的に業務効率化への取り組みを一段と加速させた。
 実際にアプリを活用した社員からは「精算伝票の作成だけのために会社へ戻る必要がなくなったことで、業務時間を約1時間30分削減できた」との声が上がった。ほかにも多くの社員から業務負荷低減にアプリが役立っていると好評を得ている。
 アプリ開発などを手掛けた友岡賢二常務執行役員情報システム部長は「2020年東京五輪以降、高速インターネット通信を可能にする5G(第5世代移動通信システム)の普及も見込まれる。さらに今後は、人工知能(AI)の活用も進むだろう。それに伴い、現場でICT(情報通信技術)や、IoT(モノのインターネット)が使われる機会も多くなる。積極的に活用し、業務効率化に役立てていきたい」と話している。

フジテック/スマホ活用し働き方改革加速/アプリ開発、出退勤管理や保守履歴閲覧も

《日刊建設工業新聞》

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