17年上半期の建設業倒産は過去20年で最少/4.9%減、9年連続マイナス 画像 17年上半期の建設業倒産は過去20年で最少/4.9%減、9年連続マイナス

制度・ビジネスチャンス

 東京商工リサーチがまとめた2017年上半期(1~6月)の建設業の倒産は784件(前年同期比4・9%減)と上半期としては9年連続で前年同期を下回った。負債総額は719億2700万円(23・3%減)。4年連続の減少で、上半期としては過去20年で最少。負債10億円以上の大型倒産は7件(前年同期10件)にとどまった。
 同社は、倒産は低水準を続けているものの、工事受注が好調な中で人手不足や人件費高騰の影響もうかがえ、地方を中心に建設投資の地域間格差の広がりを訴える声もあることから、今後の推移を見守る必要があるとしている。
 業種別の倒産件数は、総合工事業384件(5・6%減)、職別工事業241件(6・2%減)、設備工事業159件(1・2%減)。
 原因別では、受注不振(販売不振)が497件(0・4%増)と全体の6割を占めたほか、既往のしわ寄せ(赤字累積)が164件(5・7%減)、運転資金の欠乏が39件(26・4%減)、事業上の失敗が25件(37・5%減)、他社倒産の余波が21件(12・5%減)の順となっている。
 一方、帝国データバンクがまとめた17年上半期の建設業の倒産は768件(5・8%減)だった。

17年上半期の建設業倒産、4・9%減/9年連続マイナス/東京商工リサーチ

《日刊建設工業新聞》

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