猛暑が続く中、調味料メーカーが早くも秋冬向け鍋つゆ新商品のPR 画像 猛暑が続く中、調味料メーカーが早くも秋冬向け鍋つゆ新商品のPR

制度・ビジネスチャンス

 猛暑が続く中、調味料メーカーが早くも秋冬向け鍋つゆ新商品のPRに乗り出している。今年は国産野菜だしや豆乳をたっぷり使った、400円を超える高単価商品が主流だ。新たな食材と組み合わせたアレンジ鍋の提案や、小人数家族向けに容量を減らすなど工夫で需要の獲得を狙う。

 ミツカン(愛知県半田市)は、素材にこだわった新ブランドの鍋つゆ「ナベ ザ プレミアム」(750グラム、486円)を、来月3日から販売する。「濃旨(こいうま)キムチ」と「焙煎(ばいせん)ごま豆乳」の2種類。みそ、豆乳は国産を使用。従来品と比べてみそは3倍、練りごまと豆乳は5倍と豊富に使うことで濃厚な風味を追求した。

 「鍋つゆ市場は400円以上の高価格帯が伸びており、品ぞろえを強化した。今期売り上げは前年比2桁増を狙う」と同社。また「鍋で一日分の野菜を摂(と)ろう!」とうたい、トマト、カボチャ、ブロッコリー、カブといった鍋には珍しい野菜を用いたレシピ提案も行う。

 「健康」「国産」をうたう新ブランドを立ち上げたのは、調味料メーカーのダイショー(東京都墨田区)。来月1日発売の「ごくベジ 野菜豆乳鍋スープ」(600グラム、432円)は、豆乳をベースにジャガイモやタマネギ、ショウガ、ニガウリ(ゴーヤー)など10種類の国産野菜から取っただしを使用。健康意識の強い50代以上をターゲットに「化学調味料を使わない、優しい味に仕上げた」と同社。価格は従来品よりやや高めで、量目は2、3人向けに減らした。

 味の素(東京都中央区)は、固形式つゆの素「鍋キューブ 10種の野菜だし鍋」(72グラム、410円)を来月7日から販売開始する。コンソメ仕立てで、キャベツ、ニンジン、タマネギなど10種類の野菜から、うま味のエキスを抽出し、こくを深めた。「昨年、鍋つゆ市場は野菜高騰で苦戦したが、手軽な商品の需要は底堅く、中長期的には有望な分野」(同社)と期待する。

鍋つゆ 高単価が主流 野菜、豆乳・・・国産を前面に メーカー 秋冬向け商品

《日本農業新聞》

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