北陸整備局・小俣篤局長が就任会見/生産性向上へ使命感持って取り組む 画像 北陸整備局・小俣篤局長が就任会見/生産性向上へ使命感持って取り組む

インバウンド・地域活性

 7月7日付で就任した小俣篤北陸地方整備局長は同日、記者会見し、公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)をはじめとしたいわゆる「担い手3法」を受けて、現場の週休2日制モデル工事、建設現場の生産性を高める取り組みの「i-Construction」の一つのICT(情報通信技術)土工工事の拡大など諸施策について、着実に取り組む考えを示した。
 就任の抱負として、「地域の安全、安心を支えるという使命感を持ってさまざまな施策に取り組む」と発言。続けて、地域の持つ総合力を発揮できるよう、地元経済界や自治体との連係を密にすることも大切な仕事との認識を示した。
 現場の週休2日制の浸透については、「担い手確保のためにも根付かせなければいけない」と述べた上で、「現場の建設業のニーズを把握しながらより有効な方法を模索していきたい」と発言。週休2日制モデル工事の実施を通じて、課題を抽出して、国土交通省本省に伝え、制度改革につなげていくとの考えをにじませた。
 生産性向上策の一つとして取り組んでいるICT土工については、「地元建設業には難しいから取り組まないというのではなく、変えていこう共通認識を持ってほしい」と発言。その上で、「災害発生時の被災地復旧に地域の建設業が果たす役割は大きいことは十分認識している」と述べ、より取り組みやすい手法を見つけられるよう努力するとの姿勢を示した。
 北陸整備局が抱える大プロジェクトの大河津分水路の河口部拡幅については、越後平野を信濃川の水害から守る重要な施設であることは理解しているとの認識を示した上で、「流域の安全度をさらに高めるべくしっかり整備する」と語った。
 もう一つのビッグプロジェクトの日本海沿岸東北自動車道については「高速道路はつながることで大きな威力を発揮する。それは、最近、全国で頻発する災害からの復旧を見れば明らか。早期開通に向け頑張って事業を進める」と述べた。
 (おまた・あつし)84年東京工業大学工学部土木工学科卒、建設省(現国土交通省)入省。近畿地方整備局河川部長、同企画部長、国土交通省水管理・国土保全局河川環境課長を経て7日から現職。北陸は金沢工事事務所(現金沢河川国道事務所)調査第一課長だった92年4月~93年11月以来、2回目。新潟に居を構えるのは初。東京都西東京市出身で高校は国立高。55歳。
《日刊建設工業新聞》

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