かき氷商戦が熱い!? 果実100%のシロップ好評、大手外食チェーンも参入 画像 かき氷商戦が熱い!? 果実100%のシロップ好評、大手外食チェーンも参入

制度・ビジネスチャンス

 暑さとともに、かき氷商戦が本格化している。シロップに使う果実の産地品種を指定したり、旬の野菜から作ったソースを使用したりするなど、国産食材を強調した付加価値型商品が続々と登場。大手外食チェーンやカフェが参加して、盛り上がりを見せる。

 北関東を中心にハンバーグチェーン約60店を展開する「フライングガーデン」(栃木県小山市)は、国産果実100%使用の生シロップを売りにした「奥秩父源泉水氷かき氷」の販売を今月15日から始めた。

 今年から食材の調達を産地品種指定に切り替え、「栃木産とちおとめ」「信州産ナガノパープル」「夕張メロン」のかき氷(各421円)を提供する。「リッチな風味が楽しめる」と好評で、発売から1週間で、前年同期の1.5倍を売り上げる。同社は「シロップの製造委託先を通じて各JAから調達しており、十分な確保が見込めた」(同社)とメニュー化した経緯を話す。

 野菜を原料としたスイーツの専門店「麻布野菜菓子」(東京都港区)は、国産野菜を用いたかき氷を常時、5種ほど提供。今夏はナス・小豆、ホオズキ、イチジクなどを展開する。売れ筋はミニトマト(950円)で、主に九州産を使用。果肉をミキサーでペースト状に砕いて氷に載せ、トマトソースをたっぷりかけて仕上げる。

 「おいしく、見た目も華やかで、野菜は地味というイメージを変えたい」と同店。狙いが当たり、多い日は1日50杯以上売り上げる。今後、セロリやショウガ、小松菜など時期ごとに品目を入れ替えていく。

 福岡市のカフェ「伊都きんぐ」は、凍らせた果実を削って、かき氷に加工。主力の「あまごり」(850円)は、イチゴ「あまおう」を使用する。ユニークな製法やイチゴ本来の素材感が味わえるとして、「原料の調達が追いつかないほど好調」(同店)という。

かき氷商戦 今年は・・・国産をリッチに 果実100%のシロップ好評 大手外食チェーンやカフェ

《日本農業新聞》

編集部おすすめの記事

特集

制度・ビジネスチャンス アクセスランキング

  1. 国内建設市場は19年にピーク? 建設関連100社アンケート

    国内建設市場は19年にピーク? 建設関連100社アンケート

  2. 野村不動産、東芝青梅事業所跡開発/売却額は100億円

    野村不動産、東芝青梅事業所跡開発/売却額は100億円

  3. 「中小企業の《経営論》」第17回:社員が辞めていってしまう社長が一生懸命に変えたこと

    「中小企業の《経営論》」第17回:社員が辞めていってしまう社長が一生懸命に変えたこと

  4. リニア新幹線南アルプストンネル導水路を建設、全体工程7年想定

  5. 環七地下広域調節池の石神井川区間を工事。集中豪雨にも効果を発揮!

  6. 名古屋市「ノリタケの森」、にぎわいと交流の拠点に

  7. 建設業界、「人手不足」は根拠がない話

  8. イチゴ輸出にCAコンテナ、船便で鮮度保持しながら輸送コスト大幅減

  9. 【田舎にもっと外貨を!:3】古民家再生はCOOL!

  10. ■ニュース深堀り!■成功する空き家と古民家の再利用ビジネス

アクセスランキングをもっと見る

page top