福岡県柳川市の市民文化会館、コンセプトは「水上に浮かぶ柳川の舞台」 画像 福岡県柳川市の市民文化会館、コンセプトは「水上に浮かぶ柳川の舞台」

インバウンド・地域活性

 福岡県柳川市は、市民会館の老朽化などに伴い計画している「柳川市民文化会館(仮称)」の実施設計概要を公表した。規模はS一部SRC・RC造4階建て延べ5985平方メートル。地域特有の水路である掘割と一体となった「水上に浮かぶ柳川の舞台」をコンセプトに、803席のメインホールや約200席のイベントホールなどで構成する。工事費は42億8600万円。設計担当は日本設計。
 建物は掘割側の高さを抑え、掘割との間にはイベントや来館者の憩いの場となる広場を配置。駐車場は東西にそれぞれ配置する。
 メインホールは美術展などの大型展示も可能な可変型。音響反射板により音響を変化させることで多目的な演目に対応でき、1階と2階で構成する客席の1階席は平土間から段床形式まで自由にレイアウトできる空気浮上式とする。イベントホールは平土間式の移動席でメインホールとの間には中庭を配置。練習室や展示ギャラリー、会議室・ミーティングルームなども設ける。
 掘割の流れをイメージした水平基調の建物デザインとし白壁や木質系素材、落ち着いた色彩を採用する。
 工事費については本年度6月補正予算案に19年度までの継続費として盛り込んでおり、予算が可決されれば入札手続きを進め着工、20年度の開館を目指す。

福岡県柳川市/市民文化会館実施設計概要公表/延べ5985平米、掘割との一体感表現

《日刊建設工業新聞》

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