有楽町など4駅改良計画、五輪開催に向けコンコース拡充など250億円 画像 有楽町など4駅改良計画、五輪開催に向けコンコース拡充など250億円

インバウンド・地域活性

 JR東日本は6日、東京都区部にある有楽町、新木場、新橋、浜松町の4駅で進める改良工事計画を公表した。2020年東京五輪の開催に備えた既存駅舎の機能向上の取り組みの一環。各駅でコンコースの拡充やホームドアの設置、バリアフリー化などを進める。総工費は4駅合わせて約250億円を見込む。20年春ごろまでに改良した施設の供用を順次開始する。冨田哲郎社長は「五輪を機にサービス分野も含めて鉄道事業のレベルアップを図っていく」と話している。
 同社は五輪開催に備え、大会期間中に多くの利用が見込まれる競技会場周辺の駅、ベイエリア競技会場や空港アクセス路線への主要乗換駅を中心に、駅舎機能の高度化を進めている。既に新国立競技場の最寄り駅となる千駄ケ谷や信濃町、原宿の各駅で改良工事に着手した。
 新たに計画を公表した4駅のうち、有楽町駅では国際フォーラム口と中央口のコンコースを結ぶ通路を新設し、改札内での旅客流動の円滑化を図る。エレベーターの大型化のほか、階段の幅員やコンコース、トイレの拡張工事も実施。京浜東北線にホームドアを設置し、安全性を高める。
 新木場駅ではエレベーターやエスカレーター、階段を増設。コンコースや改札口、トイレの拡張も進める。
 既に大規模改良工事を推進している新橋駅では烏森改札口やコンコース、ホーム上の大屋根の拡張などを実施。山手線、京浜東北線にホームドアを順次設置する。
 浜松町駅ではエレベーターの大型化や山手線のホームドア設置を進めるほか、東京モノレールとの乗り換え動線を再整備する。これまでモノレールからJRに乗り換える場合、3階のモノレール改札を出てから2階の連絡通路を通って3階のJR南口改札から入場していた。今回の改良工事によって、モノレールからJRへ乗り換えるための専用改札を設け、モノレールとJRを同一フロアで相互乗り換えできるようにする。
 乗り換え連絡通路の相互通行化は18年3月の実施予定。グループの東京モノレールでは相互通行化に合わせて通路を拡幅し、混雑緩和と利便性向上に取り組む。

JR東日本/有楽町など4駅改良計画/総工費250億円、20年春まで順次完工めざす

《日刊建設工業新聞》

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