長大、ベトナムで地域創生支援事業展開、農業テーマパークも! 画像 長大、ベトナムで地域創生支援事業展開、農業テーマパークも!

海外進出

 長大は、ベトナム・クアンニン省で地域創生支援事業に乗りだす。北海道旭川市と同市内の複数の企業、ベトナムの地元企業と連携し、分散型排水処理システムの普及や、土壌診断技術を活用した環境配慮型農業事業、1・2次加工技術を適用したフード・バリューチェーンの構築、地域資源(農産物・海産物・観光資源)を活用した農業テーマパークや観光・卸売市場の整備、医療廃棄物の適正処理と管理システムの構築などを目指す。
 事業化に向けて、11、12の両日に旭川市で調印式が行われ、長大の永冶泰司社長ら幹部、旭川市内企業、ベトナム企業の代表者、立会人としてクアンニン省人民委員会の代表らが出席し、「クアンニン省における旭川地域企業の海外事業展開支援に向けた連携協力」「バイオトイレ及び新浄化装置の現地製造に向けた連携体制の構築」「農業コンソーシアムの設立」に関する三つの覚書を交わした。
 バイオトイレと新浄化装置については、長大、正和電工(旭川市、橘井敏弘社長)、ハノイ市に拠点を置くENVIRONMENT&EQUIPMENT TECHNICAL、クアンニン省に拠点を置くIndustrial Supplies and Spare Part Vietnamの4社が連携して現地製造体制を築く。
 今後、製造・販売をはじめ、バイオトイレと新浄化装置を活用した分散型排水処理システムの導入などを進める。このほか、日系廃棄物処理事業者と現地企業との協業による廃棄物処理事業、医療廃棄物処理事業、真珠の養殖事業などを検討する。
 農業コンソーシアムは、長大、表鉄工所(旭川市、表実代表取締役)、グリーンテックス(同、佐藤一彦代表取締役)、谷口農場(同、谷口威裕社長)、エフ・イー(同、佐々木通彦社長)、ハノイ市に本社を持つVinEco、クアンニン省に拠点を置くViet Long、Song Hanh、Hoa Phongの9社で設立し、日本の企業側が農作物の付加価値化を実現する農業生産・加工技術とノウハウ(製品・技術・サービス)の導入や普及、その事業化で協力する。グリーンテックスの土壌診断・土壌改良剤の販売や、地域資源を活用した農業テーマパークの整備事業も実施。ハロン市場を中核とした地域バリューチェーンの構築(事業期間30年のBTO方式〈設計・建設5年、維持管理運営25年〉)の検討も進める。

長大ら/越クアンニン省で地域創生支援事業展開/農業コンソシーアム設立など後押し

《日刊建設工業新聞》

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