「完全自動運行ドローン」を業務活用する/国際ドローン展 画像 「完全自動運行ドローン」を業務活用する/国際ドローン展

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【記事のポイント】
▼『完全自動運行』ドローンは人件費の削減に直結する
▼『完全自動運行』ドローンが活躍するのは、定期的保守点検が必要な分野


■自動で飛行し、自動で帰還するドローン

「ドローン(無人航空機)」活用に向ける産業界の視線は熱い。どういう用途が考えられるか、いかに業務に取り組んでいくか、この“新兵器”を巡ってさまざまな取り組みが考えられている。

 そんな熱視線を集めるなか、4月21日に千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場で開催された「第3回国際ドローン展」で、ドローンの業務活用セミナー「ドローンの完全自動運用による新たな業務活用について」が開催された。講師はドローンメーカーであるブイキューブロボティクス・ジャパンの出村太晋代表取締役社長が務めた。

 ドローンでは、オペレーターが張り付かなくてもあらかじめ設定された飛行ルートを自動的に飛んでくれる「自律型」に注目が集まっている。同社は、この自律型でもとくに進んだソリューションを開発している企業。時間が来れば自動で飛行し、また帰着も自動というドローン基地付きで、ソリューションを提供している。

■充電、データ入手を自動化することで実現

「ズバリ『完全自動運行』の目的は人件費の削減です。ドローンの運用には、どうしても人手が必要な部分がありました。ひとつは航続時間が短いためにバッテリの充電が必要なこと。当社のドローンでも飛行時間は最大で約20分前後。これだけ飛んだら、充電させなければなりません」

 ほとんどの機種は、バッテリを本体から外して充電しなければならない。ここに人手が必要だと出村氏は言う。

「ふたつめは飛行地への運搬です。飛行地点が同じでも、出発地までドローンを毎回運ぶ必要があります。3つめはデータの入手。画像や映像、あるいは各種センサーによるデータがSDカードなどに集積されます。これを取り出すのも、人手がかかる部分でした」

「これら人手のかかる部分を解消することで、初めて『完全自動運行』が可能になる」と出村氏。この完全自動運行を目指したのが、ドローン自動収納基地「DRONEBOX」と組み合わせた同社のソリューションだ。「DRONEBOX」は1立方メートルほどの大きさで、上部にソーラーパネルを装備し、自動充電機能、ネットワークと接続することでデータ転送も行える“ドローン収納基地”。ソーラーパネル部は、離陸時、着陸時に開閉し、着陸後はドローン本体をBOX内に収納できるようになっている。

「充電、データ入手、そして離発着のオペレーションがセットになっています。一度基地を設置してしまえば、あとは自動で飛行し、データを取るように設定できるのです」

《HANJO HANJO編集部》

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