「大量積載化」「自律化」進む、ドローンの産業活用最前線! 画像 「大量積載化」「自律化」進む、ドローンの産業活用最前線!

IT業務効率

【記事のポイント】
▼業務用では積載量が大きいドローンが登場、建設現場での期待
▼ドローンと自律飛行のソリューションを組み合わせれば、オペレーター問題の解決につながる
▼ドローンの次の目標は長時間飛行


■ドローンの最新モデル・ソリューションが集結

「ドローン(無人航空機)」をどう産業に活用したらいいのか。そんな最先端の産業用ドローンが集結した「第3回国際ドローン展」が4月19日~21日、千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場で開催された。

 農業、流通、土木・建設業界などを中心に、産業界でのドローン活用は今、とてもホットな注目ジャンルになっている。より多くの物が積めるモデルや、自動で離発着し、さらには収納も自動という最新機種・ソリューションも登場している。

■最大積載量60kg超の建設業界向けモデルも登場

 ドローンメーカーで業務用ドローンの開発に積極的に取り組んでいるサイトテック社では、12ローターを採用することで大容量荷物の搭載が可能な「YOROI 12WD1600JW」、大きな車輪を取り付け、コンクリート壁をよじ登れるコンクリート検査機「KATANA 4S680B」などを展示。「YOROI 12WD1600JW」は、最大ペイロード(積載量)68kgで、単管パイプを運搬できるユニットも用意しており、建設現場での利用が始まっている。

「KATANA 4S680B」は、ドローン本体に大きな車輪を取り付け、橋梁の土台部分などのコンクリート部分を打音検査するために開発されたユニークなモデル。デモビデオでは蜘蛛のように土台部を検査しながら上昇していく様子が公開され、来場者からも感嘆の声が上がっていた。

■自動充電も行える基地付き完全自律型ドローン

 離発着から目的地への飛行まで自動で行う自律飛行というのがドローンの大きなテーマであり、多くの企業が取り組んでいるが、離発着から収納まで自動化するという自動収納基地まで用意したのがブイキューブロボティクス・ジャパン社。

 この自動収納基地「DRONEBOX」(製造はシンガポールに本社をもつH3 Dynamics社)では、自動充電機能、ドローンによって取得したデータ転送機能を装備。この「DRONEBOX」とドローン、自律飛行のソリューションを組み合わせることにより、従来オペレーターの配備が困難だったエリア・用途へのドローン配備が可能となる。担当者によれば「自治体の災害対策や企業における定期点検業務、施設の保安警備業務としての利用を見込んでいる」という。いったん基地を設置してしまえば、あとは基本的に人員を置かなくても済むという自動化の最先端ソリューションともいえる。

《HANJO HANJO編集部》

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