斜陽産業に光! 多治見タイルのコト戦略 画像 斜陽産業に光! 多治見タイルのコト戦略

インバウンド・地域活性

 ミュージアムは地上4階建て、最上階の4階には天井に開口部があり、そこにタイルの欠片で作ったタイル簾がかかっています。半屋外のため簾に外光が差し込み、タイルをキラキラと輝かせます。晴れた日は青空をバックにしたアートな空間となり、多くの人が記念写真を撮ります。

 1、2階は入館料不要となっており、1階ではモザイクタイルの工作などが楽しめる体験工房やタイルの詰め放題もできるミュージアムショップ、2階ではタイルの最新サンプルや施工などの相談もできるコンシェルジュコーナーがあります。入館料も300円(個人)、年間パスポートも1000円と安価でリピーターも多く見られます。

 近年はリフォームやDIYなどのブームもあり、モザイクタイルを使って自分で室内をリフォームをしたり、家具などを装飾する人も増えています。行政におんぶに抱っこではなく、事業者自ら施設の運営を行うことで、普段出会うことが少ないエンドユーザーの声を直接聞き、今どんなものが市場で求められているかを知ることにもつながっています。


●水津陽子(すいづようこ)
合同会社フォーティR&C代表・地域活性化・まちづくりコンサルタント。地域資源活かした地域ブランドづくりや観光振興など、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、執筆を行う。2014年地方創生法に関連し衆議院経済産業委員会に参考人出席。著書に『日本人だけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)などがある。


width=

★毎週月曜発行★
編集部オススメ記事をピックアップ!
HANJO HANJO メールマガジン登録はこちら
《水津陽子》

編集部おすすめの記事

特集

インバウンド・地域活性 アクセスランキング

  1. 日本油脂王子工場跡地開発、大型商業施設と共同住宅の建設へ

    日本油脂王子工場跡地開発、大型商業施設と共同住宅の建設へ

  2. 栃木県で総合スポーツゾーン新スタジアム、天然芝のサッカー場も

    栃木県で総合スポーツゾーン新スタジアム、天然芝のサッカー場も

  3. 「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

    「高校野球」はなぜ、日本最大の人気コンテンツになりえたのか?

  4. 「MARK IS(マークイズ)」開発着工へ、福岡市内最大規模、18年秋開業

  5. 名古屋城天守閣、木造復元できるのは世界でこの城だけ!

  6. 十条駅西口地区再開発、40階建て、低層部に商業・業務施設、上層部に住宅

  7. リニア新幹線、天竜川橋梁の詳細設計着手へ/品川~名古屋間で2番目に長い橋梁

  8. 羽田空港跡地開発、2020年の新しい街づくりへ

  9. ESRが兵庫県尼崎市に国内最大級の物流施設。延べ39万平米

  10. 新橋駅前ビル周辺再開発、輝きを取り戻せるか?

アクセスランキングをもっと見る

page top